ラジー賞、トランプ米大統領が最低主演男優賞 シャーロック・ホームズ映画が最多受賞

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毎年、映画の都ハリウッドでアカデミー賞が開催される前に発表になる最低映画の祭典ゴールデンラズベリー賞。現地時間22日に39回目の受賞者や受賞作品が発表になり、コメディ版シャーロック・ホームズ映画『Holmes & Watson(原題)』が最低映画賞、最低監督賞、最低助演男優賞、最低スクリーン・コンボ賞の最多4部門に輝いた。
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注目の最低男優賞はジョニー・デップやブルース・ウィルスなど、そうそうたる候補を抑え、ドキュメンタリー2作に登場した現役の米大統領ドナルド・トランプが受賞した。
最低女優賞は『パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー)』&『ライフ・オブ・ザ・パーティー』のメリッサ・マッカーシーが受賞。しかしメリッサは実話ベースの映画『ある女流作家の罪と罰』でアカデミー賞の主演女優賞候補に挙がっていることもあり、名誉挽回賞に輝いている。
第39回ゴールデンラズベリー賞の受賞者・受賞作品は以下の通り。
■最低映画賞
『Holmes & Watson(原題)』
■最低主演女優賞
メリッサ・マッカーシー『パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー)』&『ライフ・オブ・ザ・パーティー』
■最低主演男優賞
ドナルド・トランプ(本人/米大統領)『Death of a Nation(原題)』&『華氏119』
■最低助演男優賞
ジョン・C・ライリー『Holmes & Watson(原題)』
■最低助演女優賞
ケリーアン・コンウェイ(本人/米大統領顧問)『華氏119』
■最低スクリーン・コンボ賞
『Death of a Nation(原題)』&『華氏119』
ドナルド・トランプと彼の尽きることのないみみっちさ
■最低リメイク、パクリ、続編賞
『Holmes & Watson(原題)』
■最低監督賞
イータン・コーエン『Holmes & Watson(原題)』
■最低脚本賞
『フィフティ・シェイズ・フリード』