原恵一監督『バースデー・ワンダーランド』、“クレしん”声優が大人泣きに太鼓判
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』を手掛けた原恵一監督による最新作『バースデー・ワンダーランド』。原監督と27年来の付き合いで、“大人が泣けるしんちゃん”を作り上げてきた声優・藤原啓治と矢島晶子から、本作について“大人泣き”に太鼓判を押すコメントが到着した。
【写真】主人公アカネのアップビジュアルも『バースデー・ワンダーランド』フォトギャラリー
“大人が泣けるアニメーションの巨匠”原監督による本作の主人公は、自分に自信がない女の子・アカネ。そんな彼女の誕生日前日、謎めいた大錬金術師・ヒポクラテスとその弟子・ピポが現れ、アカネに「私たちの世界を救って欲しいのです!」と必死に請う。そしてアカネは、幸せな色に満ちた<ワンダーランド>に連れられる。世界を守る救世主にされたアカネが大冒険の果てに下した、人生を変える決断とは?一生に一度きりの、スペシャルでワンダーな誕生日が始まる。
原監督の『クレヨンしんちゃん』シリーズでは、ひろし役、しんのすけ役としてタッグを組んできた藤原と矢島。そのほか、原監督と数々の作品でタッグを組んできた2人は、『バースデー・ワンダーランド』にも出演する。
矢島は「原監督は“泣かせよう”とする演出はされていないと思います。演技でもそうですが“泣かせよう”と意図すると、かえって伝わらなくなってしまうので。本作でも原監督が魅力に感じる物語やキャラクターを私たちに見せてくれているだけなのに、その結果涙が流れるなんて本当に素敵なことですよね」と魅力を語る。
一方、藤原は「『オトナ帝国の逆襲』の時もでしたが、泣かせようと意図しているわけではないのに、それでも"泣けるアニメーションの名手"と言われているのは、監督の目線の優しさのおかげかなと思います。本作はこれまでの作品と同じで指示が的確で、監督のやりたいことが見えているように感じました」と本作の裏話も明かしている。
また今回、本作のポスタービジュアルが解禁。主人公であり、自分に素直になれない普通の女の子・アカネが、まっすぐにこちらを見つめる姿が描かれている。失くしていた“ 宝物”を見つける大冒険から始まる、本作の大きな感動を予感させる仕上がりだ。
映画『バースデー・ワンダーランド』は4月26日公開。