清原果耶&岸井ゆきの&蒔田彩珠ら、『いちごの唄』出演決定

関連 :
俳優の古舘佑太郎と女優の石橋静河がダブル主演を務める映画『いちごの唄』に、女優の清原果耶、岸井ゆきの、蒔田彩珠らが出演することが発表された。
【写真】清原果耶、インタビューフォト
本作は、銀杏BOYZの峯田和伸が詞曲を手掛けた同バンドの楽曲『漂流教室』『ぽあだむ』などから着想を得て、脚本家・岡田惠和が執筆した同名小説(朝日新聞出版)を原作とする青春ラブストーリー。亡くなった親友・伸二と、1年に一度しか会えない“あーちゃん”を思い日々を暮らす主人公・笹沢コウタを古舘、1年に一度だけ会う約束をする“あーちゃん”こと天野千日を石橋が演じる。
コウタの唯一の親友だった伸二は、中学生の頃、2人が“天の川の女神”とあがめていたクラスメイトのあーちゃんこと天野千日を交通事故から守り、亡くなった。10年後の七夕、伸二の命日。コウタ(古館)と千日(石橋)は偶然高円寺で再会し、環七通りを散歩する。「また会えないかな」「そうしよう。今日会ったところで、来年の今日…また」と、コウタはカレンダーに印をつけ、この日だけを楽しみに一年を過ごす。次の年も、その次の年もふたりは会い、他愛ない話で笑いながら環七通りを散歩する。しかしある年、千日は自分と伸二の過去の秘密を語り、「もう会うのは終わりにしよう」と告げる。
清原は、中学生時代のあーちゃんを担当。みずみずしくもどこか寂しさを感じさせるヒロインの少女時代を繊細に演じる。「大人のあーちゃんに繋ぐパズルピースを丁寧に集めなくちゃ、と模索していた日々を思い出します」と撮影を振り返り、「今まで通り過ぎてきた日々のあれこれが全部ひっくるめて青春なんだ。と。すがる思いで抱きしめてきた純愛も打ちひしがれるほどの後悔も過去があるから今がある。コウタとあーちゃんの切ない歩幅と、この作品の甘酸っぱい香りを胸いっぱいに感じて頂けたらいいなと思います」とコメント。
岸井は、コウタのアパートの隣室に住んでいるパンク好きのお姉さん・アケミに扮する。自身の役柄について、「彼(コウタ)の人生に勝手に入り込んで、勝手に通り過ぎていきます」と話し、続けて「事情があって、アケミはコウタの名前を一度も呼ばないけれど、名前をちゃんと知らなくても、人は出会って別れることができるんだなぁ」と語っている。
このほか、伸二が暮らしていた孤児院の園長役で宮本信子、コウタを優しく見守る両親の役で和久井映見と光石研、コウタがボランティア活動先で出会う女の子の役で蒔田彩珠が出演。さらに大西利空、小林喜日、泉澤祐希、恒松祐里、しゅはまはるみ、山崎光の出演が発表された。
映画『いちごの唄』は今夏に全国公開。