不正入学事件のL・ロックリン&F・ハフマン、怒りの親が55兆円の賠償請求

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仲介業者を通じて、自分の子供を有名大学に不正入学させた容疑で逮捕された女優のロリ・ロックリンとフェリシティ・ハフマン。そのような不正がなければ自分の子供が入学できていたと激怒する母親から訴えられ、5000億ドル(約55兆6000億円)の損害賠償を求められているという。
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Deadlineによると、本件ではロリとフェリシティの他、映画会社のSTXエンターテインメントの元役員ビル・マクグラシャンや、子供を不正入学させた他の親、関係者など30人以上が対象になっているとのことだ。
今回の訴えを起こしたのは優秀な教師として表彰されたこともあるというジェニファー・ケイ・トイという女性。トイさんは成績優秀な自分の息子が不正入学で名前が挙がった大学数校に願書を出したが、はっきりとした理由がないまま不合格になったと主張。「大規模な不正で富裕層の人々が権力のある人間や大学の責任者と共謀し、自分たちの子供を息子が拒絶された大学に入学させる道を取り付けた」として訴えているという。
今後、どのような形で訴訟が進むかは不明。
ロリは長年、メッセージカードなどで有名なホールマークの顔を務めていたが、今回の事件で解雇されている。また海外ドラマ『フルハウス』の後日譚ドラマとなる『フラーハウス』にもベッキー役でゲスト出演していたが、同ドラマからも解雇されたとThe Hollywood Reporterなどの海外メディアが報じている。