『映画 賭ケグルイ』、作画・尚村透描き下ろしの新キャラクターデザイン公開
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女優の浜辺美波が主演し、ギャンブル狂の女子高生を演じる『映画 賭ケグルイ』より、原案小説が『小説 賭ケグルイ戯(ジョーカー)』として、映画公開に先駆け3月22日に発売されることが分かった。併せて、原作の作画を担当する尚村透が描き下ろした、映画版にも登場する新キャラクターの小説内での挿絵デザインも解禁となった。
【写真】『映画 賭ケグルイ』新キャラクター、尚村透による描き下ろしデザイン
本作は、月刊「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス刊)で連載中の河本ほむら原作、尚村透作画による漫画『賭ケグルイ』が原作。2018年1月に浜辺主演で実写ドラマ化されて個性的なキャラクターと若手俳優たちの振り切った演技が話題となり、今年春からは『賭ケグルイ season2』がMBS/TBS系のドラマイズム枠で放送される。劇場版のキャストはテレビ版と同じく、浜辺のほか、高杉真宙、矢本悠馬、森川葵らに加え、新たに池田エライザの出演が発表されている。
今回、漫画原作者・河本ほむらと映画版の監督を務める英勉とがタッグを組んで創り上げた新たなストーリーを、小説版、映画版としてそれぞれメディア展開をするプロジェクトが発足。映画に先駆けて発売される『小説 賭ケグルイ戯(ジョーカー)』は、河本の弟で、『小説 賭ケグルイ悦(トリップ)』も手掛けた武野光が書き下ろしたオリジナル原案小説。原作コミックで作画を担当する尚村透が、映画版にも登場する新キャラクター、ヴィレッジリーダー・村雨天音と歩火樹絵里の小説内での挿絵キャラクターデザインを担当した。
村雨は、生徒会長・桃喰綺羅莉(池田)率いる生徒会と、生徒会に戦いを挑む夢子(浜辺)たちに対し、“非ギャンブル、不服従”を謳う白装束の集団「ヴィレッジ」なる新勢力のリーダー。神父のような服を纏いミステリアスな存在感を放ち、生徒会長にギャンブルで勝利した過去を持っている。映画版では右頬に大きな傷痕もあることから、その傷に隠された過去など謎の多い人物であり、宮沢氷魚が演じることが発表されている。
そして、歩火は村雨を支え慕う「ヴィレッジ」の幹部。かつて、生徒会長にギャンブルで敗れた過去を持ち、白装束姿で首には学園で敗者の烙印「家畜標」が複数下げられているのも特徴。映画版では福原遥が演じている。
『映画 賭ケグルイ』は、5月3日より全国公開。