小澤征悦&松本まりかが濃厚な夫婦役を怪演 『離婚なふたり』場面写真解禁

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俳優・エッセイストのリリー・フランキーが主演を務める、熟年夫婦の離婚をテーマにしたドラマ『離婚なふたり』(テレビ朝日系/4月5日、12日23時15分)に、小澤征悦、松本まりかが出演することが決定した。2人はリリー演じる主人公の脚本家・野田隆介の頭の中で繰り広げられる“脳内ドラマ”の中で濃厚な夫婦役を熱演する。
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本作は、“離婚”という人生の一大事に直面した夫婦の物語。メガホンをとるのは、映画『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督で、地上波ドラマ初演出となる。主人公の人気脚本家・野田隆介役を演じるのは映画『万引き家族』以来、初のドラマ出演となるリリー、隆介の妻・今日子役には小林聡美、今日子から依頼された弁護士の堂島を岡田将生が演じる。
“理想の夫婦”を描かせたらナンバーワンといわれる売れっ子脚本家の隆介(リリー)は、まさに夫婦のドラマを執筆中、23年間連れ添った妻・今日子(小林)に突然離婚を切り出される。“夫婦とは空気のようなもの”と考えていた隆介にとって、妻からの申し出はまったくの想定外。妻と別れたくない。でも、それは世間体なのか、それとも愛しているからなのか…。シナリオの執筆もそっちのけで悩む隆介の前に、今日子から依頼された弁護士・堂島正義(岡田)が現れて次々と要求を突きつけ、隆介は追い込まれていく。
今回出演が発表された小澤が演じるのは、隆介が描くドラマの主演俳優・東雲哲郎。松本はその相手役・朝比奈はなを演じる。俳優である2人が、夫婦役を演じる俳優としてドラマに登場し、しかも隆介の頭の中で展開される“脳内ドラマ”ともいうべき劇中劇にも挑む…という、いわば“三重構造”のドラマとなる。
吉田監督は「ドラマの中のドラマ俳優が脚本家の脳内ドラマを演じるという、三重の嘘をリアルに体現してもらうためには小澤征悦さんと松本まりかさん、お二人の気迫と技術と華がどうしても必要でした」と、起用理由を話している。そのオファーに応えるように、ノリノリで俳優・東雲と女優・はなを熱演した2人の表現力には、吉田監督も脱帽した様子で「その説得力あふれる怪演(?)にご期待ください!」と呼びかけている。
ドラマ『離婚なふたり』は、テレビ朝日系にて4月5日、12日23時15分放送。