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アガサ・クリスティーのノワール世界を監督&キャストが語る『ねじれた家』特別映像

映画

『アガサ・クリスティー ねじれた家』場面写真
『アガサ・クリスティー ねじれた家』場面写真(C)2017 Crooked House Productions Ltd.

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マックス・アイアンズ

グレン・クローズ

ジル・パケ=ブランネール

 大富豪宅で起きた連続殺人の謎を描いた映画『アガサ・クリスティー ねじれた家』より、事件の真相に迫る探偵チャールズ役を演じた俳優マックス・アイアンズや、ジル・パケ=ブランネール監督らが作品について語る特別映像が公開された。

【写真】華やかに装飾されたミステリーの世界に注目『アガサ・クリスティー ねじれた家』場面写真

 本作は、英ミステリー作家アガサ・クリスティーが自身の最高傑作と誇る1949年発表の小説『ねじれた家』を、70年の時を超えて初映画化。大富豪が毒殺され、その遺産をめぐり遺族たちが反目し合う中、屋敷に乗り込んだ私立探偵チャールズが謎解きに挑む。一族の女たちを演じるのは、映画『天才作家の妻 ‐40年目の真実‐』で第91回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた名女優グレン・クローズ、『X‐ファイル』シリーズのスカリー役でおなじみのジリアン・アンダーソン、テレビドラマ『MAD MEN マッドメン』のクリスティーナ・ヘンドリックス。捜査を仕切る主任警部役にテレンス・スタンプが扮する。

 特別映像には、メイキング映像とともにキャストやスタッフのインタビューを収録。チャールズ役のマックス・アイアンズは、パケ=ブレネール監督がフランス人である点に触れ、「ユニークな視点でアガサ・クリスティーの世界を表現しているんだ。TVや他の映画化された作品を知っている人が観てもね、フレッシュな解釈で、フィルムノワールや新ロマン主義などの影響を取り入れている」と指摘する。

 一方、パケ=ブレネール監督は「アガサ・クリスティーの作品と言えば、面白くて温かみがあり、ノワール的で、ブラックコメディの要素もあるものが多い。本作でも最後に“とどめの一撃”をくらうかもしれないよ。そしてそのあと違った角度からもう一度考え始めることになる」とした上、「この映画で少なくとも2つのことに注目してほしい。1つはミステリーという側面、いわゆる犯人探しだ。もう1つは良質の犯罪小説の特徴として政治的で社会的な側面。そうすれば少し違った一面が見えてくるんじゃないかな」と話している。

 本作では、英国式の荘厳な屋敷や、上流階級の華やかな生活風景も見どころのひとつだが、美術を務めたサイモン・ボウルズは「監督から新鮮で美しい世界観を作って欲しいと言われたよ。強いコントラストをつけるなど、テーマにそってたくさんの色を使い印象づける。役柄などの対比を際立たせているんだ」と説明している。

 映画『アガサ・クリスティー ねじれた家』は4月19日より全国公開。

映画『アガサ・クリスティー ねじれた家』特別映像

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