性奴隷カルト集団の幹部だった『ヤング・スーパーマン』女優、有罪を認める

昨年4月、女性に性労働を強要する人身売買の容疑で逮捕された、海外ドラマ『ヤング・スーパーマン』のクロエ役で知られる女優アリソン・マックが、罪状認否で有罪を認めたという。TMZが報じた。
【写真】『ヤング・スーパーマン』に出演していた頃のアリソン・マック
アリソンは自己啓発セミナー団体「Nxivm」の幹部として、性労働を強要する目的で女性たちの勧誘に関わっていた。アリソンは2人の女性に対して、同団体の元指導者キース・ラニエール(Keith Raniere)容疑者と肉体関係を結ぶよう強要したと報じられていた。2016年にはツイッターを通じて、女優のエマ・ワトソンや歌手のケリー・クラークソンに接触を試みたことが分かっている。
TMZによると、現地時間8日にニューヨーク・ブルックリンの裁判所に出廷したアリソン。ラケッティア活動(ゆすりやたかりを組織的に行う)の共謀と、ラケッティア活動の2つの容疑で起訴され、共に有罪を認めた。アリソンは涙を流し、「自分の行いに対して全責任を負います。本件に自分が関わっていたことを心からお詫びします」と述べたという。アリソンは当初、無罪を主張していたとのことだ。
検察側の話では、アリソンは2件の罪でそれぞれ20年、計40年の刑期を務める可能性があるという。