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『007』最新作、新キャストにラミ・マレックら 2020年公開

映画

(左から)映画『BOND 25(仮題)』ローンチイベントに参加したマイケル、レア、キャリー、アナ、ダニエル、ナオミ、ラッシャーナ、バーバラ
(左から)映画『BOND 25(仮題)』ローンチイベントに参加したマイケル、レア、キャリー、アナ、ダニエル、ナオミ、ラッシャーナ、バーバラ

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ダニエル・クレイグ

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 俳優のダニエル・クレイグが主演する『007』シリーズの最新作『BOND 25(仮題)』のローンチイベントが日本時間4月25日に開催され、新キャストに映画『ボヘミアン・ラプソディ』のフレディ・マーキュリー役で第91回アカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレックを迎えることが分かった。映画は2020年に公開される。

【写真】『BOND 25(仮題)』のローンチイベントの様子

 シリーズ25作目となる『BOND 25(仮題)』は、舞台をジャマイカからスタート。前作で現役を退いたボンドは、ジャマイカで穏やかな日々を過ごしていた。しかし、それは長くは続かない。ある日、旧友でもあり、CIAエージェントのフェリックス・ライターが、誘拐された科学者を救い出してほしいとボンドのもとを訪ねる。その想像を超える過酷なミッションよって、ボンドは危険な最新技術を操る正体不明の敵へと導かれていく…。

 本作の新情報を発表するローンチイベントが、シリーズ第1作目『007/ドクター・ノオ』(1963)のロケ地であり、原作者のイアン・フレミングが物語の執筆の拠点としていたジャマイカで開催され、日本時間4月25日21時10分頃から全世界同時にライブストリーミングされた。

 まずイベントには、『007』シリーズを手掛けてきた製作のバーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン、本作の監督に抜てきされた日系アメリカ人のキャリー・フクナガ監督が登壇。続いて、続投キャストとして、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ロリー・キニア、レア・セドゥ、ベン・ウィショー、ジェフリー・ライト、さらに新キャストとしてラミ・マレック、アナ・デ・アルマス、ダリ・ベンサーラ、デヴィッド・デンシック、ラッシャーナ・リンチ、ビリー・マグヌッセンが出演することが明かされた。

 今回のイベントを欠席したラミ・マレックの特別メッセージ映像も流され、ラミは「みんなは素敵なジャマイカにいるんだってね。ちっとも嫉妬なんてしていないよ…僕は別の仕事でニューヨークだけどね…。最新作のキャストとクルーたちに会えることをすごく楽しみにしているよ!」と語った後、「そして…MR.ボンド君。25作品目のミッションは決して簡単に乗り越えることはできないだろう…」と意味深なメッセージを寄せている。

 続けて、ジェームズ・ボンド役の主演ダニエル・クレイグが、共演者と共にQ&Aトークセッションに参加。「25作品も続く『007』シリーズが何故これほどまでに愛されているのか?」との質問に「『007』シリーズは、僕自身子供のころから家族と一緒に観ていた大好きな作品だ。原作者のフレミングによって作りこまれたキャラクターや設定、舞台背景が、映画でもしっかりと踏襲されていることで、ボンドというキャラクターは違った役者が演じても、一貫性が保たれている。それが、ファンが長年経ってもついてきてくれる理由なんだろうね」と分析。

 25作目を手掛けるキャリー監督は「僕にとって、ダニエルが一番お気に入りのボンドなんだ。だから、今作はこれまでの作品のなかで“最高の007だ”といわれるものに仕上げ、ダニエルに有終の美を飾らせてから、次にバトンタッチしたい。僕はこの映画でベストを尽くしているから、きっと次の監督にはハードルが高くなってしまうと思うよ(笑)」と自信をのぞかせた。

 最後に、ダニエルは「お気に入りのボンドカーは?」と問われ、「アストンマーティン・DB5だよ」と笑顔で答えていた。

 映画『BOND 25(仮題)』は2020年全国公開。

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