のん、映画『星屑の町』ヒロイン役で6年ぶり銀幕へ

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女優・のんが、25年にわたり上演され続ける人気舞台作品『星屑の町』の映画化で、ヒロイン役を務めることが発表された。5月上旬より撮影され、2020年公開を予定している。のんの実写映画出演は『海月姫』(2014)以来、約6年ぶりとなる。
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舞台『星屑の町』シリーズは、地方回りの売れないムード歌謡コーラスグループ「山田修とハローナイツ」の悲哀を描く。劇作家・演出家の水谷龍二とラサール石井、小宮孝泰が結成した「星屑の会」によって1994年に第1作『星屑の町・山田修とハローナイツ物語』が上演されたのを皮切りに、25年にわたり全国各地で上演されてきた。その集大成となる映画版は、映画『の・ようなもの のようなもの』の杉山泰一監督がメガホンを取り、東北地方や北関東などで撮影される。
のんが演じるのは、東北の田舎町で歌手になる事を夢見ながらスナックを経営する母と暮らすヒロイン・愛。愛は歌手になる夢をかなえるため、地方巡業にやって来たハローナイツに入れてもらおうと奮闘する。のんが主演を務めたNHK連続テレビ小説『あまちゃん』のロケ地としてゆかりの深い岩手県久慈市でも撮影が行われ、第2の故郷とも言える思い出の地を舞台に実写では久々の映画出演を果たすことになる。ハローナイツと共に昭和歌謡を歌唱するシーンも撮影される。
6年ぶりの実写映画出演となるのんは「この、『絶対楽しい映像になる…』という予感がするキャストの皆様に混じって映画に参加できることが幸せでなりません。久々の映画なので、気合いが入っております。楽しみ!」とコメントしている。
ほか出演者は、ラサール、小宮、大平サブロー、渡辺哲、でんでん、有薗芳記、菅原大吉、戸田恵子。
映画『星屑の町』は2020年公開。