北村一輝、『アラジン』で“人気ヴィラン”ジャファーの吹き替えに
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ディズニーの名作アニメを実写化する『アラジン』(6月7日公開)で、王国の乗っ取りを企んで主人公アラジンたちとバトルを繰り広げる邪悪な大臣・ジャファーのプレミアム吹替版キャストに、俳優の北村一輝が決まった。
【写真】『アラジン』でジャファー役の吹き替えを担当する「北村一輝」
本作は、人生を変えたいと願う貧しい青年アラジンと自由に憧れる王女ジャスミンの身分違いのロマンスや、三つの願いをかなえる魔法のランプを巡る壮大な冒険を描くエンターテインメント作品。1992年に公開されたアニメ映画版は、同年の世界興行収入1位を記録している。
今回北村が演じるジャファーは、魔法のランプを手に入れるためならどんな手を使うこともいとわない悪役でありながら、『ライオン・キング』のスカーや『眠れる森の美女』のマレフィセントなどと並ぶディズニーヴィランズの1人として高い人気を集めるキャラクター。手下であるオウムのイアーゴと共に常日頃から悪知恵を働かせ、隙あらば王の座を奪おうとする邪悪な大臣だ。催眠術を得意とし、魔法のランプから現れるジーニーの魔法を悪用しようとしている。アラジン、ジャスミン、そしてジーニーにとって手ごわい強敵で、魔法のランプを巡る壮絶なバトル、そして彼が手にする強大な魔法の力も本作の見どころの一つとなっている。
「悪役の活躍する映画がすごく好きで実写の映画でもそういう役を演じたいと思っていましたので、ジャファーにも魅力を感じていました」という北村。「ジャファーはかなり悪いヤツですよ。狡猾さとしたたかさを併せ持っていて、蛇のようなしつこさです」と語りながら、「今回の実写版では新たなジャファー像が出来上がったと思います。悪役ではありますが、見方を変えると彼が引っかき回すことによってアラジンやジャスミン、そしてジーニーたちの物語が熱く進んでいきます。そこは是非注目して頂きたいですね!」と、物語の起点を作る大事な役どころであることを明かしている。
またプレミアム吹替版では、実写版の新キャラクターとして登場するジャスミンの侍女・ダリアに沢城みゆき、ジャスミンに求婚する異国の王子・アンダースに平川大輔、オウムのイアーゴに多田野曜平がキャスティングされたことも明らかになった。
映画『アラジン』は6月7日より全国公開。