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有村架純、映画『駅までの道をおしえて』でモノローグ初挑戦

映画

 アニメーション監督・新海誠の娘としても知られる子役の新津ちせが映画初主演を務める『駅までの道をおしえて』に、女優の有村架純が声のみで出演することが発表された。モノローグ初挑戦となる有村は、愛犬を亡くした主人公・サヤカ(新津)の心情を代弁する10年後のサヤカを演じている。

【写真】映画『駅までの道をおしえて』でモノローグ初挑戦の有村架純 収録風景

 本作は、直木賞作家・伊集院静の同名小説が原作。愛犬ルーを亡くしたショックから立ち直れない少女・サヤカを主人公に、彼女と幼い息子を亡くした老人との出会いと、二人の心の交流を描いていく。

 主演には一般公募のオーディションを経て、映画『3月のライオン』やミュージカル『美少女戦士セーラームーン』への出演で注目を集める新津を抜てき。サヤカと出会い、心を通わせることになる孤独な老人・フセ役を、パリを拠点に俳優・演出家として活躍し、マーティン・スコセッシ監督の『沈黙 ‐サイレンス‐』でも印象を残した笈田ヨシが演じる。このほか、サヤカの両親役で坂井真紀と滝藤賢一、サヤカの親戚役でマキタスポーツと羽田美智子、祖父母役で市毛良枝と塩見三省、動物病院の院長役で柄本明らが出演する。

 大人になったサヤカのモノローグから物語が進んでいく本作で、有村は、愛犬ルーがいなくなった世界で喪失感を抱える現在のサヤカに代わり、心情を伝える役目を担う10年後のサヤカを演じる。モノローグのため姿の出演はないが、子供の頃のサヤカにそっと優しく寄り添う重要な役どころとして存在感を示している。

 初めてのモノローグ出演に「いつもより客観的に役を見て演じることができたと思っています」と話す有村。「私も小学生の時にチワワを飼っていたのでサヤカとルーのような、犬と人の心が通じ合う特別な関係に共感することができました」と、自身の経験も踏まえて声の演技に挑んだことを明かす。

 さらに有村は「『駅までの道をおしえて』の大きな魅力はサヤカとフセさんとの関係だと思いました。大切に思っていた存在を亡くした2人が必然的に出会って分かり合う、見えない何かで繋がっている。見た目は孫とおじいちゃんみたいですが、年齢は関係なく同じ人間としてそこにいる感じがとても素敵でした。誰もがいずれ大切な人を亡くす、今を後悔しないように生きてほしいなと思いました」とコメントしている。

 映画『駅までの道をおしえて』は10月18日より全国公開。

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