親友を傷つけないで! チャッキーの愛情が歪み始める…『チャイルド・プレイ』本編映像

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本日公開の映画『チャイルド・プレイ』より、AI人形のチャッキーと少年アンディがボードゲームを楽しむ本編映像が解禁された。映像の最後でチャッキーの瞳の奥に宿る不穏な気配が垣間見れる。
【写真】大好きな親友を思うあまり…チャッキーが邪悪に…『チャイルド・プレイ』場面写真
本作は、映画史に残る名作ホラーである1988年版『チャイルド・プレイ』を基に、21世紀の最新AI技術を搭載した殺人人形の恐怖を描く。ホラー映画『アナベル 死霊館の人形』『ライト/オフ』に出演した新鋭ガブリエル・ベイトマンが、21世紀の最新技術が詰まった“バディ人形”を手に入れる少年アンディを演じ、海外ドラマ『レギオン』の女優オーブリー・プラザがアンディの母親役を担当。ポラロイドカメラをテーマにしたホラー『ポラロイド』(本日公開)のラース・クレヴバーグ監督がメガホンを取る。
解禁された本編映像は、バディ人形のチャッキーに心を許すようになった孤独な少年アンディが、チャッキーと一緒にボードゲームで遊び、友情を育む様子を捉えたもの。チャッキーの前では明るい笑顔を見せ、2人だけの特別な友情が感じられた矢先、飼い猫に腕をひっかかれたアンディが流血する。激しく痛がるアンディと、滴り落ちる血をじっと見つめながら、アンディの猫への悪態を聞いているチャッキーの視線は、何よりも大切な親友を傷つけた猫へと向けられ…。このあとに続く、チャッキーの強すぎるアンディへの愛情ゆえに起こる数々の惨劇の始まりを予感させる不穏な本編映像となっている。
本作のチャッキーについてクレヴバーグ監督は「観客は、世界を初めて見ることになる彼が、どう自分自身を表現するかを目にすることが出来る。彼の考え、彼の気持ちをね。だから、僕にとっては、そういった感情的な表現を演じられるようにチャッキーをデザインすることがとても重要だったんだよ」と設定の意図を言明。
さらに、物語については「チャッキーが邪悪なのは、人間と関わり合い、人間の言動を学んでいるからだ。自身が良いと思うことをしたいにもかかわらず、衝動や限られた世界観に基づいた言動を取ってしまうんだよ。その内容が非常に現実的で、リアルなんだ。チャッキーが変わっていく様子もすばらしく、また、恐ろしい。この脚本はギリシャ悲劇のようだといつも思うよ」とコメントしている。
映画『チャイルド・プレイ』は公開中。