90年代ヒット・ホラー『ラストサマー』がドラマ化、ジェームズ・ワンが製作・監督か

1990年代のヒット・ホラー映画『ラストサマー』シリーズ。米アマゾンでドラマ企画が進行しており、ホラー映画『ソウ』シリーズや『死霊館』シリーズのジェームズ・ワン監督が参加するという。Deadlineが報じた。
【写真】本家『ラストサマー』(1997)フォトギャラリー
映画版をプロデュースしたニール・H・モリッツが企画・製作を努めるという。パイロット版ではワン監督がメガホンを取り、キアヌ・リーヴス主演アクション映画『ジョン・ウィック:パラベラム』の脚本に参加したシェイ・ハッテンが脚本を執筆するとのことだ。ただしBloody Disgustingはワン監督に関して製作のみと報じている。本件についてはキャストやエピソード数などを含む続報が待たれる。
米作家ロイス・ダンカンの同名YA小説を映画化した『ラストサマー』(1997)。高校最後の夏に男女2組のカップルが誤って人をひいてしまうが、まだ息をしていたその人物を海に捨て、事故をなかったことにしてしまう。翌年の夏、去年の出来事を知っていると記す手紙が届き、再会した4人は何者かに命を狙われることに…。
映画版は女優のジェニファー・ラヴ・ヒューイット、サラ・ミシェル・ゲラー、俳優のライアン・フィリップとフレディ・プリンゼ・Jrが4人を演じてヒットし、1998年には続編の『ラストサマー2』が公開された。
2006年には『ラストサマー3』という邦題でリブート版がビデオスルーで製作された。2016年には再度、劇場公開用のリブート企画が持ち上がり、映画『ドクター・スリープ』のマイク・フラナガン監督がメガホンを取るところまで話が進んだが、立ち消えになった。