庵野秀明×樋口真嗣タッグ再び 『シン・ウルトラマン』2021年公開 主演に斎藤工

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特撮テレビドラマの先駆けで、今なお根強い人気を誇るヒーロー“ウルトラマン”が、タイトルを『シン・ウルトラマン』として映画化されることが決定。企画・脚本を庵野秀明が、監督を樋口真嗣が務め、俳優の斎藤工、西島秀俊、女優の長澤まさみが出演することも発表された。
【写真】『シン・ウルトラマン』発表されたキャストと初代ウルトラマン
本作は、昭和41年(1966年)に世の子どもたちを熱狂させた、円谷プロダクションによる空想特撮作品『ウルトラマン』を、舞台を現代社会に置き換えよみがえらせるプロジェクト。自身もウルトラマンシリーズのファンであることを公言する庵野と、『新世紀エヴァンゲリオン』をはじめ、数々の傑作を庵野と共に世に送り出してきた樋口監督という、映画『シン・ゴジラ』で数々の賞を受賞したコンビが再びタッグを組む。樋口監督は「新たな、でも、それは私が物心ついた頃から輝き続けているバトンを託されました。先輩たちが生み出し育ててきた、眩しく重たいそのバトンを次につなぐ責務を、粛々と努めて参る所存です」とコメントを寄せている。
併せて主要キャストも発表され、主人公の“ウルトラマンになる男”を、『シン・ゴジラ』でも僅かな出演ながら強烈な存在感を残した斎藤が務め、主人公の相棒役には長澤、さらに西島の出演も決定した。
斎藤は「『ウルトラマン』への特別な想いを持たれていらっしゃる庵野さん、樋口監督と共に、若輩者ながら私の37年間を本作に注ぎたいと思います。『シン・ウルトラマン』が今の日本に、未来の日本に、必要な作品になるよう、頼もしきスタッフ、共演者の方々と高みを目指します」と意気込みを語る。
長澤は「誰もが憧れる庵野さんの作品に出演出来る事をとても光栄に思います」と語り「今回の作品では思いがけない展開もありますが、今を生きぬく事は、いつもどんな時も精一杯です。作品を通して、少しでも多くの人の心に届くものになればいいなと思います」とコメント。
西島は「世界的人気で誰もが知る『ウルトラマン』を、あの『シン・ゴジラ』チームが再集結して映画化するとお話を伺った時の驚きと興奮がいまだに冷めません」と振り返り「“誰も見たことのないウルトラマン”の世界に命を吹き込む一員として、精一杯演じさせていただきます」と語った。
映画『シン・ウルトラマン』は2021年全国公開予定。