山口まゆ、寛一郎主演映画『下忍 赤い影』でヒロインに 時代劇初挑戦

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女優の山口まゆが、俳優の寛一郎が主演を務める本格忍者アクション映画『下忍 赤い影』でヒロイン役を務めることが発表された。山口にとって時代劇初挑戦となる今作で、幕末に生きる薩摩藩の姫を演じる。
【写真】『下忍 赤い影』に出演する山口まゆ
本作は、鳥羽伏見の戦いの裏で繰り広げられる、忍者組織の最下層「下忍」の末裔・竜(寛一郎)の知られざる活躍を描くアクション作。映画『デメキン』の山口義高がメガホンを取り、『キングダム』左慈役の坂口拓がアクション監修を手掛ける。『下忍 赤い影』は 10月4日より公開され、その前日譚を描いた、結木滉星主演作『下忍 青い影』は11月15日より公開される。
江戸で抜け忍となり暮らす竜。彼はその出自を見抜かれ、勝海舟から密命を授かる。それは「江戸に嫁がせた薩摩藩の姫・静を奪還して国に送り戻せ」というものだった…。
これまでさまざまな映画やドラマに出演し、2020年には長渕剛の娘役を演じる映画『太陽の家』の公開も控える若手女優の山口が今作で演じるのは、竜と共に旅をし、時代を駆け抜ける薩摩藩の姫・静役。
山口は「衣装やヘアメイク、セリフの言い回しなど全てが新鮮でした」と時代劇初挑戦の感想をコメント。続けて「静は幕末の時代を生きるお姫様。身分は高いのですが、人を見下すような真似はしない、強くて自分に自信があるそんな役でした。反面、藩邸の外の世界を知らない子供のような部分もある静。寛一郎さん演じる忍者の竜に攫われた事によって、内に秘めていたものが解放されて自分自身と向き合っていくことになるのですが…」と役柄を説明し、「私はとにかく、気品のある姫と、外の世界を知らない少し幼い姫の、二面性を演じられるように心掛けました」と語る。
さらに「寛一郎さん演じる竜はとてもクールなのですが、どこかだらしがなく未完成なところが私はすごく好きで、そんな竜に女性である静がビシバシときつく当たっていくシーンはなんだかおかしくて、私自身、本当に楽しく演じさせて頂きました」と今回の役を楽しんで演じたことをユーモラスに明かしている。
映画『下忍 赤い影』は10月4日より公開。