村上虹郎、ミュージカル初挑戦 『ウエスト・サイド・ストーリー』に主演

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ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』日本キャスト版Season2(2020年2・3月、IHIステージアラウンド東京にて上演)のキャストが発表された。主人公トニー役は俳優の村上虹郎とダンスボーカルユニット・PRIZMAXの森崎ウィン、ヒロインのマリア役は女優の宮澤エマと田村芽実の、いずれもダブルキャスト。村上はミュージカル初挑戦となる。
【写真】『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2出演キャスト
初めてのミュージカルで主役を務める村上は「『大丈夫かな?』っていまだに思っているくらい、僕にとっては大挑戦です。ダンスの基礎もなく、自分が立っているところの景色もわからなくて身構えている状態ですが、その新鮮さが爆発すればいいかなと思っています」とコメント。
森崎は「歌も好きなので、この作品に取り組むことで次に繋がるような頑張りを見せていきたいという気持ちです。努力だけは誰にも負けません」と話している。
宮澤は「遠い過去の、外国の話ではなく、今もなお私たちに語りかける強さを持つこの作品を今、東京で上演出来ること、出演できる事を心から嬉しく思います」、田村は「この作品に出演できる喜びを噛み締め、マリア役を演じる責任を受け止めながらステージに立ちたいと思います」と意気込んでいる。
このほか、アニータ役を本作が女優デビューとなる歌手のMay J.と元AKB48の宮澤佐江、リフ役を上口耕平と小野賢章、ベルナルド役を渡辺大輔と廣瀬友祐が演じることが決まった。加えて田山涼成、山口馬木也、辰巳智秋、岩崎う大(かもめんたる)も出演する。
現在、IHIステージアラウンド東京では本作の招聘版が上演中。11月6日からは日本キャストによる『ウエスト・サイド・ストーリー』Season1が開幕し、トニー役を宮野真守と蒼井翔太、マリア役を北乃きいと笹本玲奈が演じる。
同劇場は、約1300人の観客を乗せて360度回転する円形客席を劇場の中心に配置し、その周りをステージと巨大なスクリーンが取り囲む斬新なシステムを有する。初演から60年以上になる本作も、この劇場に合わせ、演出を一新している。
ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』日本キャスト版Season2は、IHIステージアラウンド東京にて2020年2月1日から3月10日まで上演。