松岡茉優、秋篠宮皇嗣妃殿下のご臨席に感動「勝手にふるえてました」

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女優の松岡茉優が2日、都内で行われた映画『蜜蜂と遠雷』試写会後の囲み取材に、共演の森崎ウィンと鈴鹿央士、石川慶監督と共に出席。この日の試写会にご臨席された秋篠宮皇嗣妃殿下とのエピソードを明かした。
【写真】秋篠宮皇嗣妃殿下も試写会にご臨席
本作は、直木賞と本屋大賞をダブル受賞した恩田陸の同名小説を映像化。芳ヶ江国際ピアノコンクールの予選会に集った、元天才少女・栄伝亜夜(松岡)、最後のコンクールと決めて挑むサラリーマン奏者・高島明石(松坂)、名門ジュリアード音楽院で学ぶ優勝候補のマサル(森崎)、そして著名なピアニストに送り込まれた少年・風間塵(鈴鹿)が織りなすドラマを描く。
この日の試写会には秋篠宮皇嗣妃殿下がご臨席。松岡らキャスト・監督一同は妃殿下をお出迎え後、共に映画を鑑賞した。
松岡は「その佇まいに言葉にならないほど感動しました。こちらまで背筋が伸びるかのようで、貴重な経験をさせていただいたと思っています」と感激。さらに「優しい笑顔で迎えてくださって、質問したいことがたくさんあったんですが、緊張しすぎている私たちをお察しになられて、お話を振ってくださいました」と妃殿下との会話の様子を明かすと、「勝手にふるえてました」と自身の出演作、映画『勝手にふるえてろ』をもじりつつ緊張した様子を表現した。
また森崎は「改めて、この作品に携われたことにすごく感謝の気持ちが生まれました。初めてお目にかかる妃殿下は人を見えない包容力で包み込んでくださるような感覚がしました」、鈴鹿は「お会いして言葉を交わして。スッと体の力が抜けたと言うか、良い意味でリラックスできました。僕自身、構えてしまっていたのですが、ほぐしてくださいました」とそれぞれ感想をコメント。
この日は欠席となったが、同作の出演者である松坂桃李にも話がおよぶと、松岡は「ちょっと笑ってしまったのが、(妃殿下が)『若い人たちと、あとちょっと年配の』とおっしゃっていて。今回の役どころが、若いピアニストと青年のピアニストという位置づけではあるんですけど『松坂さん年配では…』と思ってしまいました」とこぼすと、会場に笑いが巻き起こった。
映画『蜜蜂と遠雷』は、10月4日より全国公開。