『ロマンスドール』主題歌はnever young beach 高橋一生と“兄弟共演”

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俳優の高橋一生が主演を務め、女優の蒼井優と共演する映画『ロマンスドール』の主題歌を、4人組バンド・never young beachが手掛けることが決定した。同バンドのヴォーカル&ギターを務める弟・安部勇磨と“兄弟共演”を果たすことになった高橋は、楽曲について「兄だけど。好きです」とコメントした。
【写真】『ロマンスドール』主題歌を手掛けるnever young beach
本作は、2008年に雑誌「ダ・ヴィンチ」に連載されたタナダユキの同名小説を、タナダ自身の脚本・監督により映画化。男女が強く引かれ合い、すれ違い、もがきながらも、夫婦として本当の幸せを見つけていく物語を描く。高橋と蒼井は映画『リリィ・シュシュのすべて』(2001)以来18年ぶり2度目の共演。このほか、浜野謙太、三浦透子、大倉孝二、渡辺えり、きたろうといった個性豊かな実力派俳優陣が集結する。
never young beachは本作のための書き下ろし主題歌に加え、劇中歌も手掛けており、心地よくも登場人物の心情に寄りそったサウンドで、『ロマンスドール』の唯一無二な世界を彩る。
主題歌をnever young beachが手掛けると聞き「えー!」という気持ちになったという高橋は、楽曲を聞き「兄だけど。好きです」とコメント。タナダ監督は「聴いた時、その詞や曲、歌声が、主人公の哲雄の哀しみや後悔をもやさしく肯定してくれているようで、深くあたたかく胸に響き、感極まりました。最後の一音が終わるまでが、映画『ロマンスドール』の世界です。この曲が沢山の人に届きますように」とメッセージを残した。
never young beachは「人間、誰かを愛しても様々なすれ違いがあると思います。ベストな状況は少しの間。日々の中、互いに変わっていき、ぶつかる。それでいいと思うんです。正しさだけが人を救うわけじゃない。疲れちゃう。どんな状況になっても受け入れ、楽しみ、互いの違いを理解出来たら。愛するということは許すということなのかな。そんなことを思い作りました」と楽曲に込めた思いを語っている。
映画『ロマンスドール』は2020年1月24日より全国公開。