ナオミ・ワッツ出演『ゲーム・オブ・スローンズ』前日譚ドラマが制作白紙か

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世界的にヒットした人気海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。スピンオフとなる前日譚ドラマの制作が複数予定されているが、オスカー女優のナオミ・ワッツや俳優のジェイミー・キャンベル・バウアーらの出演が決まっていた1つが見送りになったという。
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今回の前日譚ドラマがキャンセルになった理由は明らかになっていない。Deadlineによると、企画・製作総指揮のジェーン・ゴールドマンが、キャストとスタッフに制作されなくなった旨を伝えるEメールを送ったという。
S・J・クラークソン監督がメガホンをとったパイロット版は、編集済みの本編の試写が不評だったため、ポストプロダクションに手間が掛かっていたという。また、北アイルランドでの撮影では、いくつかの問題が起きていたという噂もあるそうだ。
シリーズ化が決まれば、本家ドラマの時代を何千年もさかのぼり、英雄たちが活躍する黄金時代から暗黒の時代へと移り変わるさまを描く予定だった。
一方、The Hollywood Reporterによると、本家で女優のエミリア・クラークが演じるデナーリス・ターガリエンの祖先を描く前日譚ドラマは、米HBO局がシリーズ化することを発表したという。本家ドラマより300年前にさかのぼり、ドラゴンの血を引き、ターガリエン王朝を築いたターガリエン家の衰退の始まりを描くという。シーズン1は10話構成になる予定で、本家ドラマでもおなじみのミゲル・サポチニク監督が、パイロット版のメガホンをとるそうだ。