のん、3年ぶりのすずさんに「しっかり強い気持ちで臨めました」と自信!

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女優ののんが4日、自身が声優を務める映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』【特別先行版】ワールドプレミアに登壇。3年ぶりとなる収録に「しっかり強い気持ちで臨むことができました」と熱い思いを語った。
【写真】のん&岩井七世&コトリンゴが美しいレースの衣装で登場 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』ワールドプレミアにて
2016年の公開から1日も途切れることなく1000日以上、劇場上映が続いている映画『この世界の片隅に』に、原作の魅力的なエピソードの数々を散りばめた本作。主人公すずを取り巻く人々の「さらにいくつもの人生」が描かれる。
イベントには岩井七世、コトリンゴ、片渕須直監督も出席した。
のんは「期間をあけて同じ役を演じるのは初めてだったので緊張しました」と収録前の心境を振り返ると、自身が演じたすずという役柄を再度構築するために、何度も原作を読み返したという。そのなかで「すずさんの皮膚感がよみがえってきました」というと、片渕監督への信頼もあり「しっかりと強い気持ちで臨むことができました」と語った。
片渕監督は前作との違いについて「すずさんがより多くの人に影響されている」とコンセプトを説明すると、岩井演じるリンとの関係性が非常に大きな意味をなすことに触れる。のんも「すずさんのなかでリンさんがこんなにも大きな存在だったんだなと感じるシーンがたくさんあります」と収録を振り返り、「(すずの夫である)周作さんとの関係で複雑な感情を表現するのは難しいなと思ったのですが、新たにすずさんのいろいろな面に気づくことができました。再びこの役に挑めることができて良かったです」と笑顔を見せた。
そして、「『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は新作となって、新たな気持ちで観られる映画だと思うので、たくさんの人におすすめしていただけたら嬉しいです」と客席に呼び掛けていた。
映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は12月20日より全国公開。