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のん「一生忘れない」 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開に感無量

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映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開記念舞台あいさつの様子
映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開記念舞台あいさつの様子 クランクイン!

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細谷佳正

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 女優ののんが21日、都内で行われた映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の公開記念舞台あいさつに登壇。「監督の作品に参加できたことが誇らしくて、一生忘れないなと思っています」と感無量の様子を見せた。

【写真】のん、ブルーのワンピース姿がかわいい 細谷佳正、潘めぐみらも登場

 同作は、250以上の追加カットを加え、新エピソードを展開する映画『この世界の片隅に』(16年)のロングバージョン。広島県・呉に嫁いだ女性・北條すず(のん)が、激動の昭和を懸命に生き抜く様を描く。本イベントにはのんのほか、細谷佳正や尾身美詞、潘めぐみ、 岩井七世、新谷真弓、牛山茂、片渕須直監督が出席した。

 次いで、のんが本作の公開について「本当にうれしいですね。まさか3年も年月がたつと思わなかったですけども」と言うと、すずの夫・北條周作役の細谷も「そんなに待つとは思わなかったですね~」とチクリ。暗に、本作の制作で悪戦苦闘した片渕監督を“口撃”する形になり、会場の笑いを誘った。

 のんはまた「シーンが付け足されて、新作として送り出すという他に経験をさせて頂いて、とても喜びに満ちています」とコメント。片渕監督と再び初日舞台あいさつのステージに立った心境を問われて「6年も9年も一つの作品に力を注いで、まっすぐ作品を作っていく執念が…(笑)。監督の作品に参加できたことが誇らしくて、一生忘れないなと思っています」と答えた。

 片渕監督は「3年は長い。3年後にもう一回集まって、皆さんが『(声の演技などが)違っていたらどうしよう』という不安がちょっとだけ頭をかすめた瞬間があった。(声優陣が)マイクの前に立たれたら、途端にそれが消し飛んじゃった。皆、前のまま。同じ人。すごいな。ずっとずっと、あの場所に居続けていた人がまだ生活している。それがつながって一本の長い映画になった。どこが新しく撮り足したのか分からない」と声優陣を手放しで称賛した。

 また片渕監督は、毎日映画コンクールに本作がノミネートされたと明かし、「昨日発表があった。その話をのんちゃんにしたら『あ~! 新作として認めて頂けたんだ!』ってのんちゃんが言った。ディレクターズカットとかだと、映画賞の対象に普通ならない。(自身が)『これは違うんだ。新しい映画なんだ。新しいことを語っている映画なんだ』と言いながら作ったものが認めて頂けた。それは本当にうれしい」と喜びを語った。

 会場では、すずの小学校の同級生・水原哲を演じた小野大輔からの手紙をMCが代読。小野の「本作は間違いなく、ずっとずっと(人々の)心に残り、語り継がれる名作です」という言葉に対し、のんは「小野さんのお気持ちを聞けるのはレアですね」とほほ笑んだ。

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