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“シェイクスピア俳優”ケネス・ブラナー、満を持して監督・主演『シェイクスピアの庭』公開

映画

映画『シェイクスピアの庭』メインビジュアル
映画『シェイクスピアの庭』メインビジュアル(C)2018 TKBC Limited. All Rights Reserved.

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 映画『シンデレラ』『オリエント急行殺人事件』でメガホンをとったケネス・ブラナーが監督・主演を務める映画『ALL IS TRUE(原題)』が、邦題を『シェイクスピアの庭』として2020年3月6日より全国順次公開されることが決まった。

【写真】監督・主演の「ケネス・ブラナー」フォトギャラリー

 本作は、数々の名作を世に送り出した英国の文豪ウィリアム・シェイクスピア(1564‐1616)の、知られざる最期の日々を描く。

 監督・主演を務めるケネスは、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身で、舞台はもちろん、映画『ヘンリー五世』(1989)、『から騒ぎ』(1993)、『ハムレット』(1996)などで監督・主演として映画でもシェイクスピア作品と深く関わってきた。

 シェイクスピアは『ヘンリー八世』上演中にグローブ座を焼き尽くした大火災の後、断筆した。「才能に溢れたシェイクスピアは、なぜ 49 歳の若さで引退したのか?」というケネスの抱いた疑問から生まれた本作は、断筆したシェイクスピアがロンドンを去り、故郷ストラットフォード・アポン・エイヴォンで過ごした人生最期の3年間にスポットをあて、知られざる“人間シェイクスピア”を描き出す。

 シェイクスピア役のケネスのほか、映画『恋に落ちたシェイクスピア』で米アカデミー賞助演女優賞に輝き、2016年ローレンス・オリヴィエ賞で史上最多8度目の受賞を果たした大女優ジュディ・デンチがシェイクスピアの妻アン役、映画・演劇・テレビドラマなどでゴールデングローブ賞やトニー賞など60以上の受賞歴を持つ『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの名優イアン・マッケランがシェイクスピアの『ソネット集』の“美青年”のモデル、サウサンプトン伯爵役を演じ、英演劇界のレジェンド2人が圧倒的存在感で脇を固める。

 また、映画『ある公爵夫人の生涯』(2009)で米アカデミー賞を獲得したマイケル・オコナーが衣装を手掛け、『ハムレット』、『いつか晴れた日に』(1995)で米アカデミー賞候補となったパトリック・ドイルが音楽を担当するなど、キャスト・スタッフともに名だたる才能が集結、「シェイクスピアの晩年を描く初めての映画」というケネスの“悲願のプロジェクト”を完成させた。

 映画『シェイクスピアの庭』は2020年3月6日より全国順次公開。

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