“ヒゲダン”藤原聡、『キャッツ』で映画初出演 ワイルド猫の吹き替え挑戦
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1981年のロンドン初演以来、今なお世界中で愛され続けるミュージカルを映画化する『キャッツ』の日本語版吹き替えキャストとして、人気バンドOfficial髭男dismの藤原聡がキャッツ界一のワイルド猫ラム・タム・タガー役を演じることが発表された。
【写真】映画『キャッツ』ラム・タム・タガーと、吹き替えを担当するOfficial髭男dismの藤原聡
本作は、ノーベル文学賞の受賞経験をもつイギリスの詩人、T・S・エリオットの詩集を元に、ミュージカル『オペラ座の怪人』のアンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲を手掛け、『レ・ミゼラブル』のキャメロン・マッキントッシュがプロデュースしたミュージカルを映画化。アンドリューと共に巨匠スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮に名を連ね、映画『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー監督がメガホンを取る。
満月が輝く夜。若く臆病な白猫ヴィクトリアが迷い込んだのはロンドンの片隅のゴミ捨て場。そこで出会ったのは個性豊かな“ジェリクルキャッツ”たちだった。そしてこの夜は、新しい人生を生きることを許される、たった一匹の猫が選ばれる特別な夜だった。一生に一度、一夜だけの特別な舞踏会の幕が開く。
藤原が演じるラム・タム・タガーは、オリジナル版では歌手のジェイソン・デルーロが演じている。
映画吹き替えは本作が初となる藤原。「歌わせてもらえる、ということがとても嬉しかったです。セリフは初めての経験で不安もありましたが、とても楽しそうだなと思い、僕で良かったらと、参加させていただきました」とのコメントを寄せている。
アフレコ収録では「ジェイソン・デルーロの持ち味を取り込んだ上でアウトプットするのが、最初はすごく難しかったです。でも、一緒に作ってくださった収録スタッフの皆さんのおかげで、自分なりに、表情豊かに歌うことができたんじゃないかなと思います」と確かな手応えをつかんだ様子。また、「滑舌や発音をしっかりと指導していただいたのは、とても勉強になりました。別の角度から“歌”というものを知る事が出来たような気がします」と、今回得た経験についても語る。
藤原は以前は犬派だったというが、「映画の中で生き生きとしているキャラクター達を見ていると、もう“キャッツ派”にならざるを得ないですよね!」と話している。
映画『キャッツ』は2020年1月24日より全国公開。