広瀬すず、森七菜からの“告白”に照れ笑い「ドキドキしちゃって」

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女優の広瀬すずが19日、都内で行われた映画『ラストレター』の完成披露舞台あいさつに松たか子、森七菜、岩井俊二監督とともに登壇。森から「このお仕事(女優業)始める前からずっと好きなんです」と告白され、ドギマギした様子を見せた。
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本作は、岩井俊二監督が監督・原作・脚本・編集をつとめたオリジナルラブストーリー。宮城を舞台に、手紙の行き違いから始まった男女の恋愛と、それぞれの心の再生や成長を映し出す。
岸辺野(遠野)裕里を演じる松は、岩井監督作品への出演は、自身の初主演映画『四月物語』(98)以来21年ぶり。「『四月物語』は短編だったので、今回もうちょっとストーリーをたっぷり描く現場で再会できたことをうれしく思っていました」と言い、「どちらの女の人も報われていない。『それでいいのね』みたいなささやかな報われ方をする。何か通じるものが私のイメージにあるのか、岩井さんがそういう部分を女性に見るのか、謎は深まりました」と笑った。
裕里の姉・遠野未咲と、未咲の娘・鮎美の2役を演じる広瀬は、岩井監督の作品出演を「純粋に『やったー!』という感じでした」と喜びを表現。「岩井さんの作品は前作から見ていた。質感や匂いがしてくるようなあの空気感が好き。『いつかこういう映画に出たい』と思っていたくらい。やっと、というのが素直な気持ちです」と話した。
裕里の娘・岸辺野颯香と遠野裕里(回想)の2役を演じた森は、松演じる裕里の高校時代を演じるにあたって「実は(松出演の)テレビとかドラマを見ながら、松さんの喋り方やしぐさを研究しました(笑)」と明かすと、松は「貴重な時間を私の観察にあてて頂いて…ありがとうございました。個人的に知りたいです、すごく」と笑った。
会場では、本作のメインコピー「君にまだずっと恋してるって言ったら信じますか?」にちなんで、キャストらが“ずっと恋しているもの”を発表することに。
森は「(本イベントの進行台本など)これ読んだ時、(答えが)すぐ出てきました」と言い、「広瀬すずさん」と回答。「このお仕事始める前からずっと好きなんです。お仕事始める時に『広瀬すずちゃんに会えますか?』と言ったのを覚えている。『5年後とかに会えるかもね』と言われた。2年でお会いできると思っていなかった」と告白。
「でもこれは『ダメだ』と思って、好きな気持ちは撮影最後まで言わないことにしたんです。それで手紙を書いたんです。『実は大好きなんです』って。そうしたらお返事くださったんです。『知ってたよ』って」と頬をゆるめた。
広瀬は「マネージャーさんたち情報で、途中から聞いてしまった。お互い人見知りで、最初はあんまり喋っていなくて、余計に喋れなくなってしまった。ドキドキしちゃって」と照れ笑いを浮かべていた。
映画『ラストレター』は、2020年1月17日より全国公開。