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『エール』三浦貴大の“甲子園断念”エピソードに涙 “甲子園中止”を重ねる声も

エンタメ

『エール』第39回より
『エール』第39回より(C)NHK

 俳優の窪田正孝が主演を務めるNHK連続テレビ小説『エール』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)の第8週「紺碧(こんぺき)の空」(第39回)が21日に放送され、三浦貴大演じる早稲田大学応援部団長が、甲子園の夢を断念した幼なじみのことを涙して語る姿に、ネット上には「涙腺崩壊」「昨日の甲子園中止が重なってつらい」といった投稿が集まった。

【写真】“球児”だった頃の団長田中(三浦貴大) 『エール』第39回フォト集

 音は裕一に「紺碧の空」を作曲させるために、依頼主である早稲田大学応援部団長・田中隆(三浦)と会う。裕一が“誰かのためになら作曲できる”と考えた音は、田中を「あなたしかいない! あなたのために作ってもらうの!」と発破をかけ「今の裕一さんには心を動かす言葉が必要なの!」と迫り、田中から再度、裕一を説得するように促す。

 その後、田中は裕一の自宅へ足を運ぶ。田中は裕一に自らの生い立ちについて静かに語り始める。九州の片田舎で育ったという彼は「中学時代は野球ばやっとって“甲子園行けるか”って期待されとりました」と打ち明ける。田中は幼なじみの清水誠二(田邊和也)とバッテリーを組んでいたものの、清水は足に大けがを負ってしまい、彼が野球を断念したことを涙ながらに伝える。そして田中は裕一の手を取りながら「先生、書いてください! 清水のために」と語りかけると“ゆくぞ甲子園!! 清水誠二”と書かれた白球を手渡す。

 田中が涙ながらに過去を語り、裕一の心を動かすさまに、ネット上には「涙腺崩壊」「朝から泣いてしまった」などのコメントが相次いだ。また20日に発表された「第102回全国高等学校野球選手権大会」の中止と田中のエピソードを重ねる視聴者も多く「「ゆくぞ甲子園!!」と昨日の甲子園中止が重なってつらい」「このタイミングで野球の話は泣く」「高3の子を持つ親として朝から泣きました。次のステップへみんな頑張れ」といった反響もネット上には巻き起こっていた。

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