90年代の“青春”を鮮やかに映し出す『mid90s ミッドナインティーズ』懐かしくて新しい特報
関連 :
米人気コメディー俳優ジョナ・ヒルが初監督を務める映画『mid90s ミッドナインティーズ』より、特報予告映像が解禁された。主人公スティーヴィーがスケートボードを通して仲間たちと出会い、少しずつ世界が広がっていく様子が映し出されている。
【写真】「ルーカス・ヘッジズ」フォトギャラリー
本作は、1990年代の米ロサンゼルスを舞台に、シングルマザー家庭に育った13歳の少年スティーヴィーがスケートボードを通してかけがえのない仲間たちと出会い、大人への扉を開いていく姿を、ジョナ監督自身の10代の思い出をもとに描く青春映画。製作を映画『ミッドサマー』のヒットも記憶に新しい映画スタジオ・A24が手掛ける。全米では4館からスタートし、1200スクリーン超まで拡大するスマッシュヒットを記録した。
出演は、主人公スティーヴィーを映画『ルイスと不思議の時計』のサニー・スリッチ、母親ダブニーを『ファンタスティック・ビースト』シリーズのキャサリン・ウォーターストン、兄のイアンを『ある少年の告白』のルーカス・ヘッジズがそれぞれ務める。
特報予告映像は、憧れのCDやファッションが詰まった兄の部屋にこっそりと入るスティーヴィーの様子から始まる。彼にとって憧れの絶対的存在は兄だった。しかし、スケートボードを通して“憧れの年上の友人”や“心許せる仲間”に出会い、少しずつ自分にとって大切な世界を増やしていく。そのことで起こる家族との衝突や、傷つく姿をさらけだすことで出会う本当の友情など、誰もが経験する<青春>という魔法の季節を鮮やかに映し出す。
本作で監督デビューを飾るジョナは、映画『マネーボール』でブラッド・ピット演じる主人公の右腕を演じアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』ではレオナルド・ディカプリオとコンビが高く評価された実力派人気俳優。自身が育った1990年代を再現するため全編16mmフィルムにこだわって撮影し、当時のヒット曲やスーパー・ファミコン、カセットテープ、ストリート・ファイターなど懐かしいアイテムも登場する。
映画『mid90s ミッドナインティーズ』は9月4日より全国公開。