レオナルド・ディカプリオ、オスカー監督とタッグ ドキュメンタリー作品を映画化

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映画『レヴェナント:蘇えりし者』でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、環境保護活動家としても知られるレオナルド・ディカプリオが、オスカー監督のバリー・ジェンキンスとNetflixとタッグを組み、アカデミー賞にノミネートされた長編ドキュメンタリー作『ヴィルンガ』を映画化することが明らかになった。DeadlineやVarietyなど海外メディアが報じている。
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海外メディアによると、ディカプリオは自身の映画制作会社アッピアン・ウェイのジェニファー・ダヴィッソンとフィリップ・ワトソン、オリジナルを制作したViolet Filmsのジョアンナ・ナタセガラとともにプロデューサーを務め、ジェンキンスが脚本を担当。またオリジナルで監督を務めたオーランド・ヴォン・アインシーデルが、エグゼクティブプロデューサーとして参加する。
オリジナルの『ヴィルンガ』は、コンゴのヴィルンガ国立公園に生息する、絶滅危惧種のマウンテンゴリラを救う戦いが描かれるドキュメンタリー映画。監督は本作で、石油の探索により発生した政治的、経済的問題や現地の武力衝突とともに、ヴィルンガの生物多様性にもスポットライトを当てている。
ディカプリオは、オスカー俳優としてのキャリアのほか、映画『リチャード・ジュエル』や『夜に生きる』などのプロデューサーを務めており、アフリカにおける象の密漁を描いたドキュメンタリー『アイボリー・ゲーム』では製作も手掛けている。
脚本を務めるジェンキンスは、『ムーンライト』でアカデミー賞作品賞と脚色賞を受賞。『ビール・ストリートの恋人たち』では脚色賞にノミネートされている。