伊藤英明、8年ぶりに『世にも奇妙な物語』出演 ホラー版和製『アラジンと魔法のランプ』
7月11日21時より放送される『世にも奇妙な物語 ’20夏の特別編』(フジテレビ系)に、俳優の伊藤英明が出演することが発表された。絶世の美女と豪邸で暮らしている謎の男を演じる。
【写真】『世にも奇妙な物語 ’20夏の特別編』で伊藤英明が出演する「3つの願い」場面写真
今回で30周年を迎える『世にも奇妙な物語』は、珠玉の短編ドラマをオムニバス形式で放送し、おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズ。
伊藤が演じるのは4話のオムニバスのうちの1話『3つの願い』で、伊藤が『世にも奇妙な物語』に出演するのは今回が3回目、2012年に放送された『世にも奇妙な物語 ’12秋の特別編』以来8年ぶりとなる。
絶世の美女だという妻と豪邸に住む謎の男、若林和也(伊藤)。ある日、最愛の妻と庭でランチをとっていると、ふとした隙に、妻がこつぜんと姿を消してしまう。すぐに警察を呼び、捜査を始めたところで突如電話が鳴る。どうやら妻は誘拐され、犯人は妻と引き替えに5億円を要求しているようだ。ところが、警察が若林に本格的な事情聴取を始めると、どうも言動が怪しい。妻に異常な執着を見せているのに、肝心な妻の情報を全く持っていないのだ。旧姓も出身地も、家族の連絡先すら知らないという。警察の疑いが一気に若林に向かったところで、若林は5年前に発見したランプと、それにまつわる奇妙な出来事について語り出した。果たしてこの誘拐事件には、どんな謎が隠されているのか!?
ストーリーはホラー版和製『アラジンと魔法のランプ』といったところ。ランプから登場する魔人役には滝藤賢一、そして若林を追い詰める刑事役には松角洋平ら実力派俳優が脇を固める。
伊藤は『3つの願い』について、「今回の話は『アラジン』のように夢のある物語ではなく、『世にも奇妙な物語』ど真ん中のホラーで、ある種のパラレルワールドを描いています。自分が得をするとどこかの誰かが損をする、要は<因果応報>というメッセージが込められているのかなと思います」と話す。
『世にも奇妙な物語 ’20夏の特別編』はフジテレビ系にて7月11日21時放送。