森山未來×北村匠海×勝地涼『アンダードッグ』11.27公開決定 特報&キャラポスター解禁

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俳優の森山未來が主演を務め、北村匠海と勝地涼が共演する武正晴監督の最新作『アンダードッグ』の劇場公開初日が、11月27日に決定。併せて特報とキャラクターポスターが解禁された。
【写真】森山未來、北村匠海、勝地涼の表情にも注目『アンダードッグ』キャラクターポスタービジュアル
本作は、ボクシングの世界を舞台に、人生から見放された“三匹の負け犬たち”のドラマが交錯する不屈のLOSER映画。スターダムに駆け上がっていく選手たちの陰で“かませ犬”として踏み台にされながらもはい上がろうともがく崖っぷちボクサー・末永晃を主演の森山が演じる。また、過去に秘密を持ちながら将来を期待される若手ボクサー・大村龍太を北村、大物俳優の二世タレントで、テレビ番組の企画でボクシングの試合に挑む芸人ボクサー・宮木瞬を勝地が演じている。
メガホンを取るのは、Netflixドラマ『全裸監督』の総監督を務めた武監督で、ボクシングを題材にした作品に挑むのは『百円の恋』(2014年)以来となる。原作・脚本を手掛けるのは『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳。そのほか、プロデューサー、音楽、撮影、照明、美術など『百円の恋』の製作チームが再集結した。
本作は、劇場版と配信版が製作され、劇場版には前編・後編があり、3人の男たちのドラマを中心に描かれる。全8話からなる配信版は、3人の男たちと彼らをとりまく登場人物の群像劇。どちらかにしかない映像もあり、どちらを先に見ても、両方見ても楽しめる構成になっている。
公開された特報は、リングでタバコをふかしながら大の字に寝転ぶ晃(森山)に、龍太(北村)が「さすがにヤバいでしょ、リングでタバコ吸ってたら」と語りかけるシーンから始まり、3人の男たちを紹介するアッパーな映像。ラストでは、むせび泣く晃の姿に「まだ、くすぶってる」の文字が重なる。自分がクズじゃないことを証明するために戦ったロッキー・バルボアのように、3人の男が人生の再起を賭けて戦う姿に期待が膨らむ内容に仕上がっている。
また3人のキャラクターポスターには、それぞれキャッチコピーが添えられ、森山演じる崖っぷちボクサーの息があがる姿には「夢みる燃えカス。」、北村演じる秘密の過去を持つ若き天才ボクサーが先を見据える姿には「夢あふれる悪童。」、“負けたら芸能界引退!”と書かれたTシャツを着た勝地演じる芸人ボクサーの姿には「夢さがす半人前。」が記されている。
劇場版『アンダードッグ』<前編><後編>は11月27日より全国公開。配信版はABEMAプレミアムにて11月より配信開始。