“事故物件住みます芸人”松原タニシ、いわく付きの人形たちと住むリアル事故物件を大公開

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KAT‐TUNの亀梨和也が主演を務める8月28日公開の映画『事故物件 恐い間取り』。その原作者で“事故物件住みます芸人”の松原タニシが現在住んでいる「事故物件」の室内が公開された。
【写真】松原タニシと住む人形たちと、リアル事故物件の部屋の様子
本作は、殺人・自殺・火災による死亡事故などがあった“いわくつき”の部屋「事故物件」に住み続ける芸人・松原タニシの実体験による著書『事故物件怪談 恐い間取り』を実写化。ホラー映画初出演の亀梨が主人公の売れない芸人・山野ヤマメ役を演じるほか、奈緒、瀬戸康史らが脇を固める。メガホンを取るのは、『リング』(1998)、『スマホを落としただけなのに』(2018)の中田秀夫監督。
2012年から10軒の事故物件に住む松原タニシ。このたび、そんな松原が現在も住まいとして契約している都内の事故物件の一室に潜入。そこは、一人の若手芸人の住まいには似つかわしくない怪しい雰囲気が漂う空間だった。
12畳1ルームの都内の物件。ここではかつて男性が亡くなったという。室内で松原と並んでソファに座る愛らしい人形は、先日行われた本作の完成記念イベントにも登場したみゆきと菊姫。松原はさまざまな人形たちと共に暮らしている。当人が事故物件に住んでいるせいか、“松原自身”にいわく付きの人形が集まってくるからだという…。
松原が共に暮らす人形たちを紹介しよう。
◆みゆきと菊姫
みゆき(右)と菊姫(左)
みゆきは1軒目の事故物件からいる赤ちゃん人形で、元は松竹芸能養成所の小道具だったが、表情が変わる。宣伝スタッフが部屋を訪れた時、みゆきの視線を常に感じていたとの証言が。松原に好意を抱く人に嫉妬するらしく、嫉妬されると部屋にみゆきがやってきて夜中に高速で飛び交う。
菊姫は上半身と下半身が真っ二つに割れた市松人形。その隙間に別の市松人形の首が収納されていた。古物商の倉庫に置いているとガラスの割れる音を鳴らす。松原が部屋に持って帰った日には子ども視点の夢を見て、朝目覚めた時にお漏らしをしてしまったそうだ。
◆孔子
孔子
菊姫の上半身と下半身の間に収納されていた市松人形の首。松原がかばんに入れてラジオ局に行こうとしたら、受付で「もう1人の方の名前も書いてください」と守衛さんに言われた。孔子はある市松人形作家の作品であることが分かり、首を持って会いに行き、胴体部分を作ってもらった。完成した時、喜びのあまり胴体から着脱可能の首が目の前でぴょんと飛んだ。
◆首セブン
首セブン
室内で思わずぎょっとしてしまうほどインパクトを放つのは、首セブンといわれる七つのマネキン。3件目の事故物件の近くに落ちており、目が合ったことをきっかけに一緒に住み始めたという。
首セブンとみゆきを使用し、霊を呼び寄せる儀式を行う松原タニシ
公開された写真には、松原が“同居人”と戯れたり、首セブンとみゆきを使用し、霊を呼び寄せる儀式を行う姿も。いわく付きの人形たちとの関係は良好のようだ。
映画『事故物件 恐い間取り』は8月28日より全国公開。