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カートゥーン・サルーン新作『ウルフウォーカー』今秋公開 劇中歌は『アナ雪2』オーロラ

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アニメーション映画『ウルフウォーカー』場面写真
アニメーション映画『ウルフウォーカー』場面写真(C) WolfWalkers 2020

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トム・ムーア

ショーン・ビーン

 アニメーションスタジオ「カートゥーン・サルーン」の劇場アニメ最新作『WolfWalkers』(原題)が、邦題を『ウルフウォーカー』として秋に公開されることが決定。併せて、劇中歌には『アナと雪の女王2』で知られるオーロラが参加することも発表された。

【写真】アニメーション映画『ウルフウォーカー』場面写真

 本作は、製作した長編の全てがアカデミー賞にノミネートされ、“ポスト・ジブリ”とも評されるスタジオ「カートゥーン・サルーン」最新作。アイルランドの歴史や神話を題材に創造性あふれる作品世界を色彩豊かな2Dアニメーションで描く『ブレンダンとケルズの秘密』『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』に続く、ケルト三部作の完結作品となる。

 中世アイルランドの町キルケニー。イングランドからオオカミ退治のためにやって来たハンターを父に持つ少女ロビンが森の中で友だちになったのは、眠ると魂が抜け出しオオカミになる“ウルフウォーカー”のメーヴ。人間とオオカミがひとつの体に共存し、魔法の力で傷を癒すヒーラーでもある彼女とロビンが交わした約束は、図らずも父を窮地に陥れるものだった。だが、少女は勇気を持って信じる道を進もうとする。

 監督は、『ブレンダンとケルズの秘密』『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』でアカデミー賞に2度ノミネートされたトム・ムーアと、『ブレンダンとケルズの秘密』のアート・ディレクターを務めたロス・スチュワート。声優は、ロビン役を『アガサ・クリスティー ねじれた家』のオナー・ニーフシー、父親ビル役を『ゲーム・オブ・スローンズ』のショーン・ビーンが務める。

 音楽は前2作同様、ケルト音楽のバンドであるKiLA(キーラ)に加え、新たに『アナと雪の女王2』で知られるノルウェーの新世代歌姫オーロラが参加。透明感あふれる澄んだ歌声が、現実から遠く離れた世界へと観客を導く。

 息をのむほど美しい世界と、不思議な物語が描かれる本作。スタジオ史上最多の登場キャラクターや、オオカミの群れとの迫力ある戦闘シーンなど、エンターテインメント性の高いファンタジー作品に仕上がっており、トロント国際映画祭でのプレミア上映が決定。早くもアカデミー長編アニメ映画賞最有力候補とも目されている。

 アニメーション映画『ウルフウォーカー』は今秋全国公開。

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