バカリズム脚本“新感覚ドラマ”『ノンレムの窓』第8弾 主演・山本耕史&主演・西野七瀬×浅利陽介のドラマ2作が発表
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バカリズムらが脚本を手がけ、12月21日22時30分放送されるオムニバスドラマ『ノンレムの窓2025・冬』(日本テレビ系)の主演を、第1話では山本耕史、第2話では西野七瀬と浅利陽介が務めることが発表された。
【写真】山本耕史が主演を務める「グラデーション」場面カット
「あるある」なのに予想外、不思議バカリなショートショート『ノンレムの窓』の第8弾となる今回は、『グラデーション』(脚本・バカリズム、主演・山本耕史)、『トイレットペーパーレース』(脚本・畑雅文、主演・西野七瀬&浅利陽介)の2作を放送する。
第1話は『グラデーション』。東京の雑居ビルで、猟銃を持った男・寺本がオフィスに立てこもり、社員数名が人質となる事件が発生した。警察がビルを封鎖し、現場は緊迫した膠着(こうちゃく)状態が続く。結束バンドで拘束された人質は、40代の上野、30代の藤木、そして女性社員の棚崎の3人。人質たちが極度の緊張の中でささやき合ううち、棚崎がとんでもない脱出計画を打ち明ける。
脚本のバカリズムは「今回手掛けた『グラデーション』は、よく刑事ドラマとかで見る、立てこもり犯や人質っていうシチュエーションってあるじゃないですか? 『どうやったら逃げられるかな』って考えたのがきっかけで、コントの考え方で思いついたお話です」と説明。
主演の山本耕史は「タイトルからはなんとなくイメージができるような、できないような感じだと思うんですけれども、まさかこういう形でグラデーションを表現するっていうのは 『世界初』だと思います。台本にも、本当に細かくちゃんと計算されたト書きがあり、バカリズムさんならではの世界観になっていると思います。グラデーションで見逃してしまうと、何もなかったように、きっと過ぎてってしまうんですけれども、ちょっとずつドラマにフォーカスを向けて、気づいたら見ていた、気づいたら見終わっていて、気づいたら面白かった、みたいな…そういう風に皆さんに感じていただければ幸いです」とコメント。
第2話は『トイレットペーパーレース』。共働きで家にいる時間はほぼ同じなのに、なぜか家のシャンプーやカレンダー、そしてトイレットペーパーの交換に遭遇するのはいつも明吉ばかり。家賃の負担額の違いから、家事の「帳尻合わせ」にこだわる明吉は、この不公平な状況を変えるため、妻を相手にひそかに「トイレットペーパー交換」をめぐる戦いを仕掛ける 。
一方、久美にも夫に負けられない切実な理由があった。AIの計算、徹底的な監視…夫婦の意地と意地がぶつかり合う仁義なき戦い。果たして、この壮絶な“トイレットペーパーレース”に勝利し、次の交換を回避するのはどちらか?
西野七瀬は「『トイレットペーパーレース』は、夫婦でトイレットペーパーを替えるタイミングをお互い『相手に替えさせたい』っていう夫婦の戦いです。私も『いつも、私替えてるな』とか実際に思ったこともちょっとあるので、共感性の高い作品だと思います。本当に誰かと住んだことがある方なら、絶対共感できるようなところから始まり、それがすごいことになっていくという面白い展開になっております」とメッセージを寄せた。
浅利陽介は「今回の撮影中、基本トイレのことを考えている時間が長くて(笑)、現場にいる最中はなぜか、ちょっとトイレが近いという不思議な現象が起きていました。それを役作りとしていいのかどうかわからないですけど(笑)、あまり作り込みすぎず、できるだけ片肘張らず演じていました」としている。
バカリズム自らも“窓先案内人”としてドラマの幕間に登場。斉藤由貴が演じる“顔を一切見せない謎の女性”との不思議な掛け合いも見どころだ。
『ノンレムの窓2025・冬』は、日本テレビ系にて12月21日22時30分放送。
※山本耕史、西野七瀬、浅利陽介、バカリズムのコメント全文は以下の通り。

