フランス発潜水艦ムービー『ウルフズ・コール』9.25公開決定 予告編＆場面カット公開
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2020年セザール賞で3部門ノミネートされ、音響賞を受賞したフランス発潜水艦映画『ウルフズ・コール』が、9月25日より公開されることが決定。併せて、予告編、ポスタービジュアル、場面写真が解禁された。
【写真】フランス発潜水艦ムービー『ウルフズ・コール』場面カット
本作は、本国フランスで第1回監督作品賞・美術賞・音響賞の3部門にノミネートされ、音響賞を獲得したサスペンスアクション大作。
主人公は「黄金の耳」と呼ばれる人並み外れた聴覚を活かし、フランス海軍原子力潜水艦の分析官として従事するシャンテレッド。彼の任務は、僅かに聞こえる音から敵の動向を探る重要なポジション。しかしシリアでの潜航任務中、彼は怪しげな音に気づくも識別に失敗し、その判断ミスから甚大な危機を招いてしまう。シャンテレッドの耳を惑わせたのは、これまでの記録にない、正体不明のまるで“狼の歌（呼び声）”のようなソナー音を放つ艦艇だった。やがて再びその音が聞こえたとき、シャンテレッドは人類滅亡の危機を賭けた決断を迫られる。
キャストは、フランスで人気上昇中の若手俳優フランソワ・シヴィルが主人公シャンテレッドを演じ、オマール・シー、マチュー・カソヴィッツ、レダ・カテブら実力派俳優が脇を固める。メガホンをとるのは、作家で元外交官のアントナン・ボードリー。
予告編は、フランス軍の潜水艦チタン号に乗船する、主人公の特殊分析官シャンテレッドが「かすかに騒音が。敵潜水艦の可能性あり」と報告するも、その後の分析に失敗し艦を危険にさらしてしまう場面からスタート。続いて、シャンテレットが“狼の歌”の正体を暴こうとする姿や、フランスが攻撃を受けて核戦争の危機に陥っていく様子が映し出されていく。
映像にはそのほか、ベーリング海から発射されるミサイル、海中に潜む正体不明の艦影、さらに何度も鳴り響く不気味な“狼の歌”など、得体の知れない恐怖を感じさせる演出が散りばめられている。果たしてシャンテレッドは、“狼の歌”の正体を突き止めて、危機を脱する事が出来るのか。本編への期待が高まる、スケールの大きい緊迫感あふれる予告編となっている。
ポスタービジュアルは、「それは、人類滅亡への呼び声」というキャッチコピーと共に、炎上する潜水艦が描かれたもの。主人公たちの波乱の運命を予見するようなデザインに仕上がっている。
映画『ウルフズ・コール』は9月25日より公開。
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