ジョニー・デップ、『ファンタビ』第3弾の撮影のため裁判の延期を申請

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イギリスで行われた泥沼裁判で、数々の醜聞が晒され注目を集めたジョニー・デップ。今度は、元妻アンバー・ハードに対し名誉棄損で訴えた件について、映画『ファンタスティック・ビースト』第3弾の撮影のため、裁判を延期するよう求めたようだ。Varietyが報じている。
【写真】今年7月、裁判所に向かうジョニー・デップとアンバー・ハード
今回ジョニーが延期を求めたのは、2019年3月に米バージニア州にて、アンバーに対し名誉棄損で訴えを起こした裁判。アンバーが米ワシントン・ポスト紙に寄稿した意見記事に端を発するもので、記事の中でアンバーは、名前こそ出していないものの、ジョニーが加害者だと匂わせるDV被害について告白している。これが名誉棄損に当たるとして、この記事が印刷されたバージニア州にて訴えを起こしていた。
この裁判は、2021年1月11日から1月28日にかけて審理が行われることが、あらかじめ決まっていたものの、10月より『ファンタスティック・ビースト』第3弾の撮影がロンドンで始まることが決まり、2021年2月下旬までかかることから、ジョニーは裁判所に対し、来年3月から6月の間に審理行うよう延期を求めたという。
裁判所に提出された文書には、当初裁判の日時が決まった時には、裁判開始までに撮影が終わっている予定だったものの、新型コロナウイルスの影響で撮影が延期されたとあり、「デップ氏は裁判を進める事を強く希望しているものの、コントロールできない状況にあります」と書かれているという。
本作は、『ハリー・ポッター』シリーズのJ・K・ローリングが原案と脚本を手掛けた人気シリーズの第3弾。ジョニーは、闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルド役で出演する事が明らかになっている。
本件に関しては、9月11日に審理が行われる予定。