高橋一生、蒼井優との2度目の夫婦役に「やった!」

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女優の蒼井優と俳優の高橋一生が7日、都内で行われた『スパイの妻<劇場版>』の生配信イベントに、黒沢清監督と共に出席。高橋が、蒼井との2度目の夫婦役に「やった!」と喜んだことを明かした。
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本作は、戦争という時代のうねりに翻弄されながらも自らの信念と愛を貫く女性の姿を描くラブ・サスペンス。ヒロインの福原聡子役を蒼井、その夫で神戸の貿易商・福原優作役を高橋が演じる。
イベントでは、今作が第77回ヴェネチア国際映画祭で、日本人作品としては17年ぶりの快挙となる銀獅子賞(監督賞)を受賞したことを受け、銀獅子トロフィーをお披露目。蒼井は「人生でこんな近くで見ることないので、触れる距離にあるけど全然触ろうと思わないくらい圧がある」とトロフィーの重みを実感し、高橋は「現実感ないです。非常になめらかで、ツルッツルですね」とその質感に感動していた。
黒沢監督作品への参加は3度目だという蒼井。監督について「神戸出身の方で、この間初めて『関西人なので普段はなるべく笑いを大切にしている』と伺ったんですけど、現場では寡黙なのでイメージがなかったです」と意外な一面を知ったことを明かすと、高橋も「そうですね。まさか笑いをとろうとは思ってらっしゃらないと思っていましたね。寡黙な方なので」とうなずいていた。
また、蒼井の役者としての魅力を聞かれた高橋は「僕は(蒼井と)夫婦役をやらせていただくのが2度目なので、相手役が蒼井さんだと聞いてマネージャーさんに『やった!』って言いましたね」と告白。続けて「それくらいお芝居にかけて全幅の信頼をしているので、楽しみで仕方なくなる人。また夫婦でご一緒させていただくのは楽しみでしかなかったです」と絶賛する。
一方の蒼井も高橋に対して「本当に尊敬している先輩なんですけれども、一緒になにかを作るということをさせていただけることがとてもありがたくて一緒に歩んでくださることにすごく感謝しています。できればまた共演したいです」とラブコールを送った。
『スパイの妻<劇場版>』は10月16日より全国公開。