“沼男子”磯村勇斗、ゾンビ役に意欲 “演じてみたいゾンビ”も明かす

俳優の磯村勇斗が21日、都内で開催された映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』トークイベントに出席。ゾンビ好きの磯村は「人間に戻ろうとするゾンビをやってみたい」と願望を明かした。
【写真】大量のゾンビに襲われる磯村勇斗 『新感染半島 ファイナル・ステージ』トークイベントの様子
本作は『新感染 ファイナル・エクスプレス』の続編。感染爆発から家族を守れなかった元軍人のジョンソク(カン・ドンウォン)が、増殖した感染者たちに立ち向かいながら、最後の希望にかけて決死の作戦に身を投じる姿を描く。
ゾンビをイメージさせる衣装で登場した磯村は「全身、真っ赤になってきました」とニッコリ。作品については「いい意味で裏切られましたね。監督、そっちで来たか!っていうくらい。続編なんですけれども、全然テイストを変えてきて」と太鼓判を押した。
2020年については「俳優として、どうやって届けていけばいいんだろうって、悩んだりする期間もあって」と心境を明かし、「自分たちは、見てくれる方たちがいるからこそ頑張れるっていうところに希望を持って、自粛が明けてからも、一生懸命やってきたので」と吐露。先日最終回を迎えたドラマ『恋する母たち』(TBS系)では、上司を一途に想う情熱的な部下を演じ、新たな“沼男子”として注目を浴びたが、「本当にたくさんの方に見ていただけたので、暗い年だったかもしれないですけど、明るくなってもらえたんじゃないかなと、嬉しく思っていますね」と感謝を述べた。
2021年に向けては「サウナ好きなので、熱波師の資格は取りたいなと思っています」と笑顔を見せ、「プライベートを充実させながら、お仕事の方でも俳優として、また一つステップアップできるように、変わらずしっかりと向き合っていきたい」とコメントした。
ゾンビ映画で演じたい役を聞かれると「ゾンビ側をやるならば、自我をもって、なんとか人間に戻ろうとするゾンビをやってみたいですね」と言い「ゾンビ主体で全部を描いていったら、どんな映画ができるんだろうなって思うので、ゾンビ主人公の映画をやりたいですね」と妄想を膨らませていた。
映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』は2021年1月1日公開。