トム・ハンクス×『キャプテン・フィリップス』監督が再タッグ 『この茫漠たる荒野で』配信日決定

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俳優のトム・ハンクスが主演を務め、映画『ボーン』シリーズや『キャプテン・フィリップス』のポール・グリーングラスが監督と脚本を手掛けるNetflix映画『News of the World(原題)』が、邦題を『この茫漠たる荒野で』として2月10日より配信されることが決定。重厚でドラマティックな物語を予感させる場面写真が解禁された。
【写真】Netflixオリジナル映画『この茫漠たる荒野で』場面写真
原作は、全米図書賞の最終候補に選出されたポーレット・ジルズのベストセラー小説『News of the World』。メディアがまだ乏しい時代、各地でニュースを読み伝える仕事をしながら旅をする退役軍人が、偶然出会った少女と旅をしながら次第に心を通わせ、壮大な冒険を繰り広げていく様を描く感動の人間ドラマだ。
主人公を演じるのは、映画『グリーン・マイル』『ダ・ヴィンチ・コード』など数々の大作に出演し、『フィラデルフィア』『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー賞主演男優賞に輝いた名優トム・ハンクス。さらに、ドイツ出身の若き新星ヘレナ・ゼンゲルのほか、『リンカーン』やドラマ『ハウス・オブ・カード』のエリザベス・マーヴェル、『フォードvs フェラーリ』のレイ・マッキノン、ドラマ『アンダー・ザ・ドーム』のメア・ウィニンガムら実力派が脇を固める。
監督・脚本は、『ボーン』シリーズの監督を務め、トムとタッグを組んだ『キャプテン・フィリップス』ではアカデミー賞作品賞にノミネート、『ユナイテッド93』ではアカデミー賞監督賞にノミネートされたポール・グリーングラス。彼と共に、『LION/ライオン ~25年目のただいま~』でアカデミー賞脚色賞にノミネートされたルーク・デイヴィスが脚本を手掛ける。
南北戦争の終結から5年後。退役軍人のジェファソン・カイル・キッド大尉(トム)は、町を転々としながら、大規模な抗争や壊滅的な大惨事、大統領や女王の近況から大興奮の冒険譚まで、世界各地のさまざまなニュースを読み伝える仕事をしていた。そんなある日キッドは、旅の途中で10才の少女ジョハンナ(ヘレナ)と出会う。
6年前にネイティブアメリカンに連れ去られ、その家族の一員として育てられたジョハンナは英語もわからず、見知らぬ外の世界に困惑している様子。見かねたキッドは実の叔父叔母の元へ彼女を送り届ける役目を引き受けることに。そして、我が家と呼べる場所を求めて共に何百キロもの荒野を旅する2人は、人間と自然の両方から突き付けられる数々の厳しい試練に直面していくー。
場面写真は、キッドが人々へニュースの読み伝えをする姿や、茫漠たる荒野を行くキッドとジョハンナの姿、そして何者かから姿を隠すべく足早に立ち去ろうとする2人の様子などを切り取った、重厚かつドラマチックな物語を予感させる内容となっている。彼らが織りなす壮大な旅路と、血のつながりを超えた人間ドラマに期待が高まる。
Netflixオリジナル映画『この茫漠たる荒野で』は2月10日より独占配信。