菅田将暉、密室サスペンス『CUBE』リメイクで主演 杏、岡田将生、斎藤工ら出演
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俳優の菅田将暉が、1997年製作の同名タイトルのサスペンス映画をリメイクした『CUBE』で主演を務めることが発表された。併せて、叫び声が飛び交う緊迫感あふれる特報とティザー＆キャラクタービジュアルが公開された。
【動画】叫び声が飛び交う！ 緊迫感あふれる『CUBE』特報
1997年製作のヴィンチェンゾ・ナタリ監督によるカナダ映画『CUBE』。密室サスペンスの先駆けとして世界中でカルト的人気を誇る同作を、このたび日本の実力派俳優陣が集結してリメイクし、ヴィンチェンゾ・ナタリ初の公認リメイク作品として公開されることが決定した。
目が覚めるとそこは謎の立方体＝CUBEの中だったー。突然閉じ込められた男女6人。エンジニア、団体職員、フリーター、中学生、整備士、会社役員…彼らには何の接点もつながりもない。理由もわからないまま脱出を試みる彼らを、熱感知式レーザー、ワイヤースライサーや火炎噴射など、殺人的なトラップが次々と襲う。仕掛けられた暗号を解明しなくては、そこから抜け出すことは絶対にできない。体力と精神力の限界、極度の緊張と恐怖と不安、そして徐々に表れていく人間の本性…。終わりが見えない道のりを、それでも「生きる」ためにひたすら進んでいく。果たして彼らは無事に脱出することはできるのか？
菅田が演じるのは、主人公のエンジニア・後藤裕一。そのほか、団体職員・甲斐麻子に杏、フリーター・越智真司に岡田将生、中学生・宇野千陽に田代輝、整備士・井手寛に斎藤工、会社役員・安東和正に吉田鋼太郎、と若手からベテランまで豪華キャスト陣が勢ぞろいした。監督は清水康彦。
特報は、主人公の裕一（菅田）が謎の立方体・CUBEの中で目を覚ますところからスタート。続いて、「ところであなたたち、何者ですか」と語りかける麻子（杏）や、緊迫感あふれる表情を見せる部屋の面々、そして絶叫する裕一の姿を収めたものとなっている。併せて公開されたたティザービジュアルは、赤く染まったCUBEの中にトラップの一つである針、そこに彼らがおそろいで履いているブーツが刺さっており、これが一体何を表すのか謎を呼ぶ、刺激的なものになっている。また、キャラクタービジュアルにもそれぞれに合った色が使用されている。
裕一役の菅田は「撮影しながらも頭の中には疑問だらけでした。映画というよりは演劇的空間の中で、共に過ごした演者のみなさんとは奇妙な連帯感がいつしか芽生えていました。こんな映画です、とカテゴライズするのはとても難しいです。実験的なエンターテインメントを楽しんでもらえたら何よりです」とコメント。
麻子役の杏は「一つの空間の中で作り上げることはとても大きな挑戦になりました。閉じ込められた数人の男女がどのように立ち向かっていくのか、それぞれのドラマを見ていただければと思います」。真司役の岡田は「CUBEの空間は異様で、あのセットも僕たち同様にキャストでした。色々な想像をさせてくれてお芝居の手助けをたくさんいただきました。クランクアップをした時は本当に脱出した感覚でしたし、この映画を見てくれる方も映画館から脱出する感覚で見てもらえる作品なのではと思います」と語る。
井手役の斎藤は「コロナ禍の中、世界中が家と言う“CUBE”にステイホーム、巣ごもりを余儀なくされた今こそ、そして清水康彦監督の手によってこの『CUBE』の正体、核心に迫れる作品になるのではないかと必然を感じています」。安東役の吉田は「先ず、才能に溢れた5人の共演者の方々とご一緒できた事が何よりの幸せであり刺激でした。しかも逃げ場の無い密室での長時間の緊張感漲る駆け引きは、これまでの俳優人生に於いても初めての経験であり、得難い体験をさせて貰いました」とコメントを寄せている。
映画『CUBE』は10月22日より全国公開。
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