ラップバトル挑戦の広瀬すず、朝ドラ共演俳優からのハードル上げにタジタジ
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女優の広瀬すずが15日、主演作『ドラマWスペシャル あんのリリック‐桜木杏、俳句はじめてみました‐』の完成報告会に、共演の宮沢氷魚、文晟豪監督とともに出席。劇中、流ちょうなラップバトルを披露している広瀬だが、朝ドラ『なつぞら』で共演した俳優からのプレッシャーにタジタジになっていたことを明かした。
【動画】広瀬すずの丸メガネ姿もかわいい 『あんのリリック‐桜木杏、俳句はじめてみました‐』特報
俳人である堀本裕樹の青春俳句小説『桜木杏、俳句はじめてみました』をドラマ化した本作は、人付き合いが苦手な女子大生でありリリックライターの桜木杏（広瀬）が、コピーライターである連城昴（宮沢）と出会ったことで、俳句に魅了されていく姿を描く。
劇中、広瀬演じる杏は、ある出来事をきっかけで、人気ラッパー・ハゲボウズとラップバトルを展開することになる。広瀬にとってラップ、しかもバトルを繰り広げることは未知の経験で不安もあったが、ハゲボウズを演じるのは、広瀬が主演を務めた連続テレビ小説『なつぞら』で“番長”役だった板橋駿谷だったため、思い切り臨めたという。
しかし、文監督は、広瀬がラップの経験がないことに対して、板橋が「全然、大丈夫ですよ。全部（準備してちゃんと）やってくるんで」と方々に言いふらしていたことを明かすと、広瀬は「それ、本当にやめてくださいって言っていたんですよ」と周囲の期待値を上げる板橋の言動にタジタジになっていたことを明かした。
高くハードルを上げられたなか演じた広瀬のラップバトルだったが、宮沢は「バトルはもちろんですが、どのラップシーンも本当に素晴らしくて鳥肌が立ちました。とても初めてだとは思えない」と大絶賛。広瀬も「技術よりも、気持ちを思い切りぶつけました」と大胆に演じたという。
またこの日は、俳句がテーマの作品にちなみ、バレンタインと春の季語を使った句を詠むことに。広瀬は「この想い散ってなくなれチョコ桜」、宮沢は「ウキウキとその日を待つやバレンタイン」という句を披露する。広瀬は「思いが届かなかった方の気持ちを句にしようと思いました。ちょっとやけになっている感じ」と解説すると、宮沢は「チョコと桜をくっつけようとする感性がすごいよね」と称賛していた。
広瀬は「文監督の人柄のおかげで、現場は本当に楽しく、みんなでアイデアを出しながら、とても優しい作品になりました。この温かさが一人でも多くの方に届いたら嬉しいです」とメッセージを送ると、宮沢も「この作品を通じて、言葉の持つ力や重要さが再確認することができました」と本作で得たことを述べていた。
『ドラマWスペシャル あんのリリック‐桜木杏、俳句はじめてみました‐』（全2話）は、WOWOWプライムにて前編が2月27日、後編が3月6日、各日21時放送。
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