ザック・スナイダー、『ジャスティス・リーグ』再編集の“ギャラ”について告白

2021年初夏、日本国内でもデジタル配信およびブルーレイリリースが決定した、ファン待望の『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(原題:Zack Snyder’s Justice League)。2017年公開の『ジャスティス・リーグ』を再編集するにあたり、スナイダー監督がギャラを受け取らなかったことが明らかになった。
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2017年に公開された映画『ジャスティス・リーグ』。その製作中に降板したザック・スナイダー監督が、初期構想に基づき、追加撮影、再編集の上で製作したのが『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』だ。
今回のギャラに関しては、スナイダー監督がVanity Fairのインタビューで明かしたもの。インタビューでは、撮影途中に亡くなった娘オータムさんの思い出など、本作にまつわる思いを述懐。追加撮影と再編集を行ったスナイダーカットについては、予算が7000万ドル(約76億円)だったと明かし、「ギャラは受け取っていない」と告白した。
もちろん、『ジャスティス・リーグ』(2017)の監督を任された時点でギャラを受け取っており、再編集に当たっては、クリエイティブ面でコントロール出来る力を求めたのが理由で、「誰からも借りを作りたくなかった。そのお陰で、関係者と交渉する際に力を持てた。強く出ることができた」と明かした。
『ジャスティス・リーグ』(2017)は、当初監督を務めていたスナイダーが完成間近に、家庭の事情で降板。『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン監督が後任を務め完成させた。