【バイプレイヤーズ百名鑑】菅田俊「まるでミシュランガイドに選ばれたよう」
日本を代表する名脇役たちが本人役で登場するドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズ(テレビ東京系)。2021年、新プロジェクトとして、ドラマ第3弾『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』(テレビ東京系/毎週金曜24時12分)と、映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(4月9日公開)が始動。総勢100名以上が出演する本作を彩る、個性豊かで豪華すぎるキャスト陣をチェックしていこう。
【写真】『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』に出演する菅田俊
◆File No.049 菅田俊
都会から離れた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”。この辺ぴな撮影所に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動を描く新作。菅田は映画『アウトローの森』や刑事ドラマ『チーム7』に出演する、強面ながらコミカルな役もこなす名バイプレで、菅田将暉の登場以来“すがた”ではなく“すだ”と呼ばれがちな俳優“菅田俊”役を演じた。
前作に続いての出演となる菅田。再登場オファーに「うれしかったです。バイプレイヤーの一人に選んで頂き光栄で感謝しかありません、まるでミシュランガイドに選ばれた様で」とコメント。「現場はほとんどアドリブで芝居を回して行くんで、みんな本当にすごいなと、感心して傍観していた毎日でした」と撮影を振り返り、慣れない本人役にも「年齢に関係なく達者な役者さん達の中で、少しでも同じ空気を吸えたら良いなと、震えながら」挑戦したと明かす。
ベテランから見た本作の魅力は「いろいろな役を色んなアプローチで各方面で演じるバイプレーヤー達が、フラットな日常を演じる面白さにあるんじゃないかな」と語っている。
★菅田俊/1955年2月17日山梨県出身。会社員生活を経て、勝新太郎さんや菅原文太さんに憧れて俳優活動をスタート。『仮面ライダーZX』の主人公・村雨良役などで活躍後、劇団・状況劇場に入団し舞台でも活躍。その後は、『事件屋稼業』で映画初主演を果たすなど映画・ドラマ・舞台で精力的に活動し、中でもVシネマでは『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズ、『新・静かなるドン』シリーズ、『日本統一』シリーズなどで人気を博す。また『キル・ビル Vol.1』『ラスト サムライ』など海外作品への出演も多数。出演映画『ヤクザと家族 The Family』が公開中。
●『バイプレイヤーズ』第7話プレイバック
新章突入!民放各局に激震が…。バイプレウッドに朝ドラ&大河ドラマが参戦!? 出演のチャンスだと役者たちは浮き足立ち、熾烈な争いが始まった。そんな中、次々と民放各局の子役が消える謎の事件が発生。子役を探して山奥に踏み入ると、高畑淳子と本田博太郎の不気味な姿が…。そこには、公共放送の恐ろしい陰謀があり…!?