キンプリ永瀬廉、『真夜中乙女戦争』映画化で主演 池田エライザ＆柄本佑共演
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Amazonの日本文学カテゴリでベストセラー1位を獲得した作家Fによる『真夜中乙女戦争』が映画化され、King ＆ Princeの永瀬廉が主演、池田エライザと柄本佑が共演することが発表された。来冬劇場公開される予定。
【写真】Amazonの日本文学カテゴリでベストセラー1位『真夜中乙女戦争』原作書影
10～20代から圧倒的な支持を集める小説『真夜中乙女戦争』（KADOKAWA）を映画化した本作は、無気力な日々を送る平凡な大学生の“私”が、謎の男“黒服”と運命的に出会ってしまったことから、“真夜中乙女戦争”という名の“東京破壊計画”に巻き込まれていく様を、成長と恋愛、そして内なる戦争を絡めてスリリングかつサスペンスフルに描く青春の物語。
主人公の大学生“私”を演じるのは、アイドルグループ King ＆ Princeのメンバーで、俳優としても精力的に活動する永瀬廉。主人公がひそかに恋心を抱く、冷酷で凛々しく聡明な“先輩”役には、女優のほか近年は映画監督も務めるなどマルチに活躍する池田エライザ。圧倒的なカリスマ性をもち、一連の騒動を首謀する謎の男“黒服”役には、数多くの映画やドラマに出演する柄本佑がふんする。脚本・監督は、『チワワちゃん』『とんかつDJアゲ太郎』などを手掛けた29歳の俊英・二宮健。
4月。上京し東京で一人暮らしを始めた大学生の“私”（永瀬）。友達はいない。恋人もいない。大学の講義は恐ろしく退屈で、やりたいこともなりたいものもなく鬱屈とした日々の中、日雇いバイトの帰り道にいつも東京タワーを眺めていた。「かくれんぼサークル」で出会った冷酷で凛々しく聡明な“先輩”（池田）に惹かれつつも、人の心を一瞬で掌握してしまう不思議な男“黒服”（柄本）と出会ったことで、“私”の退屈だった日々は一変。廃墟に作った映画館で映画を見ては、他愛のない悪戯を繰り返す二人だったが、ささやかだった反逆は徐々に過激さを増していき、全ての退屈を破壊する“真夜中乙女戦争＝東京破壊計画”に着手する…。
主演の永瀬は、原作を読んだ当時を振り返り「Fさんが紡ぐ言葉の一つ一つがゆっくりと全身を蝕んで、心が救われました」とコメント。そして「なりたい自分がない、日々が退屈、友達もいない。自分と同世代の皆さんが抱える悩みの集大成のようで、だからこそ自分の意志で動いて、世界を変えてしまうんじゃないかと思わされる存在の“先輩”や“黒服”に出会ってまっすぐ惹かれてしまう、ある意味真っ白な青年の“私”。二宮監督には何よりも“カッコイイ”映画にして、一緒に成長しようとおっしゃって頂きました。撮影を経て、作品として完成した時に、最後にどんな“私”になっているのか…今まで皆さんが思い描いていた“永瀬廉”のイメージとは違っているはずです」と役柄への期待をにじませた。
“先輩”役の池田は「ずっと正しく噛み合わないまま新たな動きを見せる歯車のなかで、争おうと生きる先輩を演じさせていただけることに感謝しています。優しく逞しく、嘘のないすっぴんな彼女になるのが楽しみです。この作品が世に、我々に何を問うか。時代に沿って様変わりしつづける生き物のようなこの作品に真摯に向き合えたらと思います」とコメント。
“黒服”役の柄本は「二宮監督の現場は初めてです。永瀬さんとも初めてです。池田さんもちゃんと絡むのは初めて。『初めて』はとても怖いです。でも、だから面白いんだと思います。頑張ります」と抱負を語っている。
また今回の発表と併せて、主演の永瀬のコメント動画も公開。動画で永瀬は、共演の池田や柄本の印象、役作り、撮影への意気込みなどを語り、最後は「皆さんが考えているような、今までの僕とはイメージとは違うような作品です。そういう一面も楽しみにしていただきつつ、映画の完成と公開をお待ちください。お楽しみに！」とにこやかに呼びかけている。
映画『真夜中乙女戦争』は来冬劇場公開。
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