サンドラ・オー、アジア系ヘイト抗議デモにサプライズ参加 力強いスピーチ
セレブ＆ゴシップ
ドラマ『キリング・イヴ』や『グレイズ・アナトミー』で知られるサンドラ・オーが、米ピッツバーグで開催されたアジア系ヘイト抗議デモにサプライズで参加し、力強いスピーチを行った。
【動画】サンドラ・オーの力強いスピーチを収めた実際の映像
アメリカでは今、アジア系住民に対するヘイト犯罪が深刻な問題となっている。新型コロナウイルスの感染拡大を契機に急増し、これまでも、ニューヨークやロサンゼルスなどでアジア系住民が襲われる事件が報告されていたが、現地時間3月16日には、アトランタで8人が亡くなる銃撃事件が発生。被害者のうち6人がアジア系だった。これを受け、週末に各地で抗議デモが開かれた。
米ペンシルバニア州ピッツバーグで行われたデモに、韓国系の両親を持つサンドラがサプライズで参加し、団結を呼び掛けた。デモ参加者に向けて呼び掛けた彼女の力強いスピーチを、CBSピッツバーグが捉えている。
「団結し立ち上がる機会を作って下さり感謝しています。私たちのコミュニティの多くの人にとって、自分たちが感じている恐怖や怒りについて声を上げるのは、これが初めてだと思う。耳を傾けてくれてありがとう」。
「我々のコミュニティの多くが、大きな恐怖を感じている。私も認識している。私たちが恐怖を克服する1つの方法は、アジア系のコミュニティにみんなが手を差し伸べてくれること。ここにいるみなさんに尋ねたい。もし何かを目撃したら助けてくれますか？ 私たちの仲間が困っていたら、助けてくれますか？」と聴衆に呼び掛けた。
これに、デモ参加者から声援があがると、「私はアジア系であることを誇りに思う。このコミュニティーに属している」と声を上げ、参加者たちもそれに続き、シュプレヒコールにつながった。
アジア系へ向けられたヘイト犯罪の増加に対して、セレブの間でも抗議の声が高まっており、彼女の他にも、ダニエル・デイ・キムやオリヴィア・マン、チャールズ・メルトンなど、アジア系セレブの多くが抗議の声を上げている。
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