【バイプレイヤーズ百名鑑】本多力「スタッフの皆さんの若さと活気に驚きました」
日本を代表する名脇役たちが本人役で登場するドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズ(テレビ東京系)。2021年、新プロジェクトとして、ドラマ第3弾『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』(テレビ東京系/毎週金曜24時12分)と、映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(4月9日公開)が始動。総勢100名以上が出演する本作を彩る、個性豊かで豪華すぎるキャスト陣をチェックしていこう。
【写真】『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』に出演する本多力
◆File No.083 本多力
都会から離れた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”。この辺ぴな撮影所に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動を描く新作。第12話で本多は、京都を拠点とする劇団ヨーロッパ企画の俳優で、数多くの作品に登場する若手バイプレだが、ジャスミンから「もっさりしている」と言われちょっと傷ついている俳優“本多力”役を演じた。
シリーズ初オファーに「興奮しました。あの『バイプレイヤーズ』に自分が出演出来るのも嬉しいですし、昔から知り合いの松居監督と脚本のふじきさんとご一緒出来るのも嬉しかったです」と喜びを明かす本多。「元祖『バイプレイヤーズ』の皆さんのようないぶし銀のベテランスタッフさんが黙々と撮影してる現場を勝手に想像してたので、スタッフの皆さんの若さと活気に驚きました」と現場の印象を語る。
本人役を演じるにあたっては「演技するときは基本大きな声でやってるんですが、普段はそんなに大きい声でもないのでいつもより小さめの声量でやりました」と役作りも。「これはフィクションよね…あれ?でもこれは本当かも?など虚実が分からなくなるところが、観てて脳みそがかゆくなって楽しいです」と本作の魅力を語っている。
★本多力/1979年6月12日京都府出身。学生時代に俳優活動を開始し、劇団ヨーロッパ企画に参加。その後着々とキャリアを重ね、舞台にとどまらず、映画、ドラマと活躍の場を広げる。出演作に映画『サマータイムマシン・ブルース』『前田建設ファンタジー営業部』、ドラマ『家売るオンナ』シリーズ、『俺の話は長い』、『知らなくていいコト』(日本テレビ系)、『浦安鉄筋家族』(テレビ東京系)など。
●『バイプレイヤーズ』第12話<最終回>の見どころは…
テレビ東京57周年 新春ドラマスペシャル『冤罪』の撮影現場では、主演の宮沢りえをはじめ、志田未来、稲葉友が、一人の新人役者の到着を待っていた。その新人役者とはまさかのあの人だった。役者としてのデビュー戦を果たす背景には、田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一たちが大きく関わっていて…!? 100名のバイプレイヤーが紡いだ100日間の結末とは? シリーズを締めくくる感動の最終回!