満開に咲いた美しいバラ園も『ローズメイカー 奇跡のバラ』場面写真10枚解禁

映画『大統領の料理人』『偉大なるマルグリット』のフランスの名女優カトリーヌ・フロが主演を務める映画『ローズメイカー 奇跡のバラ』より、美しいバラが印象的な場面写真10枚が解禁された。
【写真】満開のバラが美しい! 『ローズメイカー 奇跡のバラ』場面写真(10枚)
本作は、崖っぷちのバラ育種家のヒロインをはじめとした愛すべき“はみだし者たち”が、力を合わせて成長していく様を描く笑って泣ける感動作。映画『大統領の料理人』のほか、『偉大なるマルグリット』でセザール賞主演女優賞を獲得した実力派女優カトリーヌ・フロが、究極の美を追求する主人公エヴをユーモアと情熱を込めて演じる。監督はセザール賞短編賞をはじめ、数々の賞に輝くピエール・ピノー。
フランス郊外。あふれる才能と魔法のような指で新種のバラを開発し、数々の賞に輝いてきたエヴ(カトリーヌ)。だが数年前から巨大企業のラマルゼル社に賞も顧客も奪われ、亡き父が遺したバラ園は今や倒産寸前。助手のヴェラが何とか立て直そうと、職業訓練所から格安で前科者のフレッド、定職に就けないサミール、異様に内気なナデージュを雇う。
しかし3人は全くの素人で、手助けどころか一晩で200株のバラをダメにしてしまう。そんな中、エヴは新種のアイディアをひらめく。そして交配に必要なバラがラマルゼル社のバラ園にしかないと知ったエヴは、フレッドにある“特技”を披露させることに。パリの新品種コンクールまであと1年、はみ出し者たちの壮大な奮闘が幕を開ける。
今回解禁された場面写真は10点。その中には、主人公のエヴ(カトリーヌ)が、バラの交配に集中している様子を、職業訓練所からきた内気なナデージュが見つめるシーンも。エヴの聖域である育苗室に、初めて本人以外の人を入れて行ったバラの交配。果たして、倒産寸前だったバラ園に奇跡は訪れるのか。
ピノー監督は「カトリーヌは撮影前と撮影中に、かつてバラ育種家としてバラの交配と新種開発の仕事をしていたドリュ社のドリュ夫人から指導を受けていました。カトリーヌは完ぺきにその動作を再現しています。私はその本物らしさが欲しかったのです」と製作秘話をコメント。そんな役作りが功を奏し、カトリーヌは「想像上のキャラクター(ピノー監督)」だというエヴに魂を吹き込み、緊張感漂う交配シーンを見事に演じた。
写真はそのほか、満開のバラが咲き誇る春らしいバラ園をバックに、エヴとはみ出しもの3人がならぶシーンや、今は亡き父親の思い出とバラの書物に囲まれたクラシックなエヴの書斎、バラの即売会のシーンなど、感動のサクセスストーリーを予感させる場面が収められている。
映画『ローズメイカー 奇跡のバラ』は5月28日より全国公開。