中川大志、身長を“あと1センチ”切望「180って書きたい」

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俳優の中川大志が30日、都内で行われた主演映画『FUNNY BUNNY』完成披露上映会に共演の関めぐみと飯塚健監督とともに出席。中川が、“手段を選ばず手に入れたいもの”を明かした。
【写真】中川大志、関めぐみら登壇 映画『FUNNY BUNNY』完成披露上映会
2012年に上演された飯塚のオリジナル戯曲を映画化した本作。最後まで先の読めない痛快シニカルミステリーとなっており、自殺志願者を見分ける能力を持つ自称小説家の主人公・剣持聡を中川が演じる。
中川は、作品との出会いを聞かれ「高校1、2年生くらいの頃に、飯塚監督と出会っても間もない頃に(原作の)小説をいただきまして。そのときにはまさか自分が演じるなんて思っていませんでしたし、映画化の具体的なお話もない頃だったんです」と回答。
続けて「そこから監督と何度かお仕事をして、食事に行かせていただいたりもして、いつか映像化できたらいいねっていう話をここ数年間してきたところだったので、数年越しにおおげさじゃなく夢が実現したなという思いです」と喜びをかみ締めた。
自身が演じた剣持については「こうあってほしいっていう、僕のなかのキャラクター像っていうのは初めて読んだときからすごく強いものがあったので、いつか映像化して誰がやるにしても、ああいう風な男であってほしいという思いが明確に強くあった」と思い入れを告白。
その剣持を自身が演じることになり「考えてもいなかったので、すごくプレッシャーでした。その剣持像を僕がちゃんと体現できるのかなというのは、好きなキャラクターだからこそプレッシャーがありましたね」と重圧があったことを打ち明けた。
また関は、現場の中川の様子を「本当に明るくってみんなのことを見ているし、スタートの時も『よしいくぞ』っていうときも声を絶対出してくれるので、現場に気合を入れてくれるところがすごく頼りになるなと思いました。ついていこうって思いました」と絶賛。飯塚監督が「大志って円陣好きだよね。すぐ円陣組むんですよ」と明かすと、中川は「ヌルっとはじまるの好きじゃないんですよ(笑)」と笑った。
さらに、作品の内容にちなんだ「手段を選ばず手に入れたいもの」という質問には中川が「僕は身長があと1センチ欲しくて。あと1センチあったら180になるんですよ。180って書きたいじゃないですかプロフィールに」と身長を切望。飯塚監督に「それは書いちゃえばいいんじゃないの」と聞かれると、「書けない性格なんです。そこは正直に言わないといけないと思ってて」と応じていた。
映画『FUNNY BUNNY』は、4月29日より映画館&auスマートパスプレミアムにて同時公開。