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永野芽郁&田中圭が親子役 石原さとみは初の母親役に 『そして、バトンは渡された』映画化

映画

映画『そして、バトンは渡された』メインビジュアル
映画『そして、バトンは渡された』メインビジュアル(C)2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会

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永野芽郁

田中圭

石原さとみ

前田哲

 第16回(2019年)本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの小説『そして、バトンは渡された』が、永野芽郁、田中圭、石原さとみを迎えて映画化されることが決定した。永野と田中は親子役、石原は初の母親役を務める。

【写真】書籍『そして、バトンは渡された』書影

 『そして、バトンは渡された』(文春文庫)は、幼くして母を亡くし、血縁のない大人たちにリレーされるように育てられた女子高校生の成長する姿を描く家族小説。2018年2月の発売直後より大きな反響を呼び、現在累計発行部数は77万部を突破している。

 血のつながらない3人の父親と2人の母親の間を“リレー”され、4回も名字が変わった高校生の森宮優子。現在はわけあって料理上手な義理の父親・森宮さんと暮らしている優子は、卒業式にピアノで弾く「旅立ちの日に」を猛特訓中。将来のこと、恋のこと、友達のこと、うまくいかないことばかり。

 一方、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花。泣き虫な娘のみぃたんに精一杯愛情を注ぎ共に暮らしていたが、ある日突然、娘を残して姿を消してしまう。そして、全く違う2つの物語が繋がったとき、驚きとともに最大の感動が訪れる―。

 主人公の優子を永野、血のつながらない父親・森宮さんは田中が演じる。そして、物語の鍵をにぎる魔性の女・梨花役は石原。石原が小さな娘のいるシングルマザーという役どころで、自身にとって初となる母親役に挑む。メガホンをとるのは映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の前田哲。

 優子役の永野は、オファーを受けた当時を振り返り「自分のお母さんが原作を読んでいて『実写化したら芽郁に演じて欲しい』と言われていた小説だったので、嬉しくなってすぐに脚本を読ませていただきました。今まで挑戦したことのない役どころでしたが、お母さんのためにも自分のためにも絶対にやりたい作品だと思いました」とコメント。本作については「血の繋がりのない親子でも愛の深さを持てるんだ、そして感じたことのない愛の種類や温かさを知って、人との繋がりは強くなるんだと気づかされました」と思い入れたっぷりに語った。

 森宮さん役の田中は「娘のいる父親の役でしたので、実生活が武器になるかなと思い現場に入ったのですが、芽郁ちゃんとは年齢が全く違ったので残念ながら参考にならなかったですね(笑)。血の繋がらない親子の関係性を作るのが難しいなと思っていて実際に一筋縄ではいかなかったですが、芽郁ちゃん演じる優子ちゃんとは素敵な距離感になれたらいいなと思って演じました。いままで見たことのない親子像を作りたいと思って演じました」と撮影当時を述懐。

 梨花役の石原は「私が演じる梨花はとても大胆不敵でちょっと理解しがたく謎の多いキャラクターですので、演じるのは難しいなと思いながら脚本を読みました。優しくて温かくて、でも切なくて愛があふれていて、原作と同じ読後感がありました」と脚本の印象をコメント。そして「初めての母親役でしたが、私の周りにもお友達の子供も多いですし、気負わずに演じることができたと思います」と語っている。

 映画『そして、バトンは渡された』は10月29日より全国公開。

【出演者・監督全文コメント】
◆永野芽郁(森宮優子役)
自分のお母さんが原作を読んでいて「実写化したら芽郁に演じて欲しい」と言われていた小説だったので、嬉しくなってすぐに脚本を読ませていただきました。今まで挑戦したことのない役どころでしたが、お母さんのためにも自分のためにも絶対にやりたい作品だと思いました。血の繋がりのない親子でも愛の深さを持てるんだ、そして感じたことのない愛の種類や温かさを知って、人との繋がりは強くなるんだと気づかされました。
撮影現場でお会いした田中さんは「森宮さんがいる!」と思わず口に出てしまうほど、原作のイメージ通りの森宮さんでした。撮影中も、とても優しい方でずっと頼りにしてましたので、森宮さんと優子の親子関係をぜひ楽しみにしていただければと思います。

◆田中圭(森宮さん役)
脚本を読んだときは、変わった親子関係が描かれているので難しい役だなと思いましたね。娘のいる父親の役でしたので、実生活が武器になるかなと思い現場に入ったのですが、芽郁ちゃんとは年齢が全く違ったので残念ながら参考にならなかったですね(笑)。血の繋がらない親子の関係性を作るのが難しいなと思っていて実際に一筋縄ではいかなかったですが、芽郁ちゃん演じる優子ちゃんとは素敵な距離感になれたらいいなと思って演じました。いままで見たことのない親子像を作りたいと思って演じました。

◆石原さとみ(梨花役)
私が演じる梨花はとても大胆不敵でちょっと理解しがたく謎の多いキャラクターですので、演じるのは難しいなと思いながら脚本を読みました。優しくて温かくて、でも切なくて愛があふれていて、原作と同じ読後感がありました。初めての母親役でしたが、私の周りにもお友達の子供も多いですし、気負わずに演じることができたと思います。撮影の合間も(娘役の)くるみちゃんとずっと一緒にいましたし、肌と肌が触れている時間を多くしようと心がけていました。触れていると心地よくなって、とても愛おしく楽しい時間をすごさせていただきました。

◆前田哲監督
本来、子どもは宝であり、周りの人たちから慈しまれ、護られ、無条件に親から愛される存在のはずです。本作は、人が人と生きることの本質と、親であること、子であることの核心を突いていて、暗澹たる子どもの事件が多発する現在、そして、未来に向けて、必要とされている物語であります。希望を物語るのではなく、この風変わりな「家族の物語」そのものが、希望であると信じています。観客の心に深く、さらに深く、涙と共に大きな幸せを届けたいと思っています。

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