『おちょやん』寛治を救ったヨシヲの最期にネット涙「号泣どころか嗚咽」

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杉咲花が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おちょやん』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)の第19週「その名も、鶴亀新喜劇や」(第94回)が15日に放送され、千代(杉咲)が満州から戻った寛治(前田旺志郎)から、弟・ヨシヲ(倉悠貴)の最期を聞かされる場面に、視聴者からは涙の反響が寄せられた。
【写真】ヨシヲ役の倉悠貴
ある日突然、一平(成田凌)と千代の家に寛治が帰ってくる。毎月、満州から仕送りをすると約束していた寛治は、その約束を反故にしたことを2人に謝罪。そんな寛治に千代は「アンタが無事に帰って来てくれただけで十分だす」と優しい言葉をかける。すると目に涙をためた寛治は「あの人の言うてたとおりやなぁ…」とつぶやき、千代が弟のヨシヲに託していたはずのガラス玉を見せる。
満州に渡った寛治は、博打に負けてトラブルに巻き込まれそうになったところを、その店を切り盛りしていた男に助けられたことを告白。その男が鶴亀家庭劇を知っていたことから寛治と意気投合。寛治は千代の家に世話になっていたことや、反対を押し切って満州に来たものの千代との約束を反故にしたことを男に説明して「もうあわせる顔あらへん」と嘆いてみせる。
その男とは千代の弟・ヨシヲだった。そんな寛治にヨシヲは笑顔で「そんなん気にせーへんてあの女優さんは」と言う。その後、2人は芝居の話題で朝まで酒を酌み交わしたという。
そこから時は流れ終戦の前日。ヨシヲは店で眠っていた寛治を起こすと「もうすぐ日本は降伏する」と告げる。ヨシヲは寛治に満州から脱出して日本へ帰るように説得。しばらく店に留まると話したヨシヲは、懐からお守り袋に入ったガラス玉を取り出し「これを竹井千代さんに渡してくれ」と寛治に託す。そこで寛治は、その男が千代の弟・ヨシヲであることに気付くのだった。その後、寛治は収容所で引き上げを待つことに。そこで寛治はヨシヲが逃げ遅れた女性を助けようとして命を落としたことを知らされる。
ヨシヲが亡くなったことを知り、涙を流し続ける千代の姿が映し出されると、ネット上には「今日はヨシヲに泣いてる」「朝から涙止まらん」「号泣どころか嗚咽」などのコメントが殺到。また第12週で登場し、千代を裏切って道頓堀の劇場に火を放とうとしたヨシヲが、すっかり更生していたことについても「ヨシヲ素敵な大人になったな」「ヨシヲが好青年になっていてよかった」「ヨシヲのスピンオフがみたい」といった反響も寄せられていた。