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窪田正孝×宮沢りえ初共演! 前途多難な選挙戦が待ち受ける『決戦は日曜日』2022年公開決定

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映画『決戦は日曜日』(左から)宮沢りえ、窪田正孝
映画『決戦は日曜日』(左から)宮沢りえ、窪田正孝(C)2021「決戦は日曜日」製作委員会

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 俳優の窪田正孝と女優の宮沢りえが初共演する映画『決戦は日曜日』が、2022年に公開されることが決定。本作で窪田は議員秘書役、宮沢は窪田演じる秘書に支えられ選挙戦に挑む候補者役を務める。

【写真】映画『決戦は日曜日』主演の窪田正孝、共演の宮沢りえ

 本作は、事なかれ主義の議員秘書と、政界に無知な熱意空回り候補者の選挙活動の行方を描く社会派コメディ。

 主演を務めるのは、数々のヒット映画やドラマに出演し、2020年NHK連続テレビ小説『エール』で名実ともに国民的俳優となった窪田正孝。衆議院議員・川島昌平の私設秘書で、そつなく仕事をこなすが政治への熱意は今やない主人公・谷村勉を演じる。そして、突然倒れた父・昌平の地盤を引き継ぎ、仕方なく出馬することになった…といいながらも実はやる気満々の世間知らずなご令嬢・川島有美を演じるのは、宮沢りえ。宮沢にとって、本格的なコメディ映画への出演は本作が初となる。初共演のふたりが、新鋭監督の脚本に惚れこみ出演を快諾した。

 脚本・監督を務めるのは、一文字違いでアマチュア・オーケストラのコンサートを開催することになった市役所職員の騒動を描いた『東京ウィンドオーケストラ』、アラフォーの元アイドルたちが再結成のために恥も外聞も捨てて大勝負にでる様を描く『ピンカートンに会いにいく』(2017)など、オリジナル脚本で次々とコメディ作品を発表してきた坂下雄一郎。執筆に5年をかけた脚本、そして豪華キャストで選挙活動をコミカル&シニカルに描き出し新境地に挑む。

 窪田演じる主人公・谷村勉は、二世候補・川島有美(宮沢)の議員秘書。自由奔放で一般常識からちょっとずれた有美を当選させるために奔走する。今回解禁された画像は、谷村が、有美の公示ポスターを前に「まいったな…」という表情で頭をかく姿を捉えたもの。前途多難な選挙戦が、二人を待ち受けることを予感させる写真となっている。

 窪田は、本作について「監督の描く人の醜さ、谷村の視点から見る景色が滑稽すぎて笑いが止まりませんでした」と評し、自身が演じる谷村については「何でも卒なくこなす事ができるけど、何かが欠けていてどこか屈折しています。そこが魅力的で演じる楽しみを感じてました。この仕事なんてこんなもんだとあきらめてる谷村も、有美と出会い少しずつ成長していき、忘れかけていた正義感に変化が起きます」と説明。撮影を振り返り「有美役の宮沢りえさんとは今作が初でしたが、一緒に芝居するのが本当に刺激的で毎日現場に行くのが楽しみでした。こんなりえさんを今まで誰も見た事がないのではないでしょうか。笑」と語っている。

 宮沢は、本作への出演を決めた理由を聞かれると「滑稽で愉快だから、クスっと笑ってしまうのだけれど、よく考えたら笑えない。そんな事の連続で、監督の強いメッセージが溢れていると感じました。今までに全く無縁な役柄だったので、演じられるか不安でしたが、演じてみたい、この作品に参加したいという気持ちが勝りました」とコメント。また、初共演の窪田について「その場の空気を瞬時に読み取って柔軟に対応できる安定感と細やかな事へ目を向けられる心があって、頼もしい方だなぁと思いました」と称賛した。

 自身が演じた有美については「直球しか投げられない不器用さと強さがある人だと思いました。彼女の考える正義に皆んなを巻き込んでしまう不思議なオーラがあるようにも感じました」と語り、「真剣になればなる程、滑稽で面白い人だと思ったので、面白さを一ミクロも考えず、ただただ真剣である事に集中しました。結果、監督がモニターを見ながら笑っていたという噂を聞き、ホッとしました」と役作りを振り返った。

 映画『決戦は日曜日』は2022年全国公開。

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